高校時代の親友たちと3人で岩手旅行に行ってきました。
今回はその旅の記録を記していきます。
岩手と言えばの、「わんこそば」から意外なあのスポットの紹介までありますので、よかったら最後まで見ていってください。
今回の旅に行くにあたっての私が掲げるテーマはこちらでした↓
わんこそばを食べる
温泉に入る
単純明快(私の旅の目的はだいたい美味い飯と気持ちいい温泉)です。
今回に至っては、とにかくわんこそばを食べてみたい!その一心でした。
そしてこの目的を制覇すべく旅行がスタートしました。
逆に言うと、この目的以外何も計画をしないままスタートした旅行だったのです。
そんなノープラン旅行を振り返っていきます。
1泊2日の岩手旅
1日目
8:30 大宮駅出発
まず大宮駅から新幹線に乗って盛岡を目指します。
普段あまり新幹線には乗らないのでテンション上がってます。
新幹線速すぎい!
雪が見えてきたぞ!
そんな感じでワクワクしながら新幹線はどんどん進んでいきます。
10:30 盛岡駅着
そんなこんなであっという間に盛岡駅に着きました。
新幹線を出ると、空気がスンとしててとても寒い!
東北感を早速感じます。
とりあえず着いてからのお昼ご飯は「わんこそば」で確定していたので、駅中のわんこそばが食べられるところがオープンするのを、駅構内をぶらぶらしながら待ちます。
11:00 昼食(わんこそば)
旅の一番の目的「わんこそば」
駅中にある蕎麦屋さんに、オープンと同時に店内に入りました。
訪れたのはこちら↓
やぶ屋 フェザン店
今回の旅の一番の目的でもあるのでテンション上がってます。
3人ともわんこそばを注文しました。
待っていると、なんだかいろいろな付け合わせが運ばれてきました。
これと蕎麦一杯だけで立派な食事やん
そんなことを思っていると、ついに蕎麦が運ばれてきました。
そして、自分専用のお椀に店員さんが蕎麦をどんどん入れていってそれを食べていきます。
始まってみて様々な感情が沸き上がってきました。
あれ、なんか思ってたのと違うぞ!?
これは食事というより競技だな
そんなことを思いながらただ黙々と蕎麦を口に運びます。
でもなんだか逆に面白くなってきて、自分で鼓舞しながらどんどん口に蕎麦を運んでいきました。
そして50杯くらいに差し掛かったところでちょっとおなか一杯になってきました。
食べるペースが落ちてきたところで、店員さんからこんな一言が。
お腹いっぱいになってきてから、そこを乗り越えるともっといけますよ
乗り越えるとかやっぱ競技なんだよなあ
とか思いながら、そのちょっと苦しいかなってところを乗り越えると、本当にもう少しだけ食べられるようになりました。(気合で食べた)
まあ実際わんこそば選手権があるくらいだから、競技なんだよな。
そしてその後も食べ続け、結果的には80杯を完食しました。
杯数ごとに格付けされているらしく、100杯以上だと横綱の称号がもらえるそうです。(80杯は大関でした)
でもまあ、口の中がそばそばしてて、おなかいっぱいでした。大変だった(笑)
友達たちも、「もうそばはいらないや」と疲弊した様子でしたが、初めてのわんこそばを経験することが出来てとても楽しかったです。
最後に、わんこそばに挑むにあたってのコツ↓
・薬味類を使う際はほどほどにしないとそれでおなか一杯になります(特にもみじおろし辛すぎ要注意)
・次のそばが来るまでのインターバルがあるのでそこでおなか一杯になります。
・基本ゆっくり食べることができないのを心得てから挑みましょう、びっくりします。
12:00 駅周辺散策
わんこそばを食べた後は、盛岡駅周辺を散策しました。
といっても、具体的に決めていなかったのでまずは盛岡城跡に向かうことにしました。
盛岡城跡
城跡ということもあり、「城がない」
紅葉や桜の季節なら景色がよさそうだなと思いましたが、私たちが訪れたの雪が少し積もった小雨の日。
コンディションが悪くちょっとミスりました。早々に城跡を後にします。
旧岩手銀行赤レンガ館
続いて訪れたのは、赤レンガが特徴の旧岩手銀行。
銀行というワードでテンションの上がってしまう私でしたが、館内をふらっと回って雰囲気を楽しみました。
もりおか啄木・賢治青春館
無料で館内に入れるので、中をサクッとみて出てきました。
ご覧の通り、駅周辺散策は何とも言えない感じで終わってしまいました。
15:00 レンタカーを借りる
15時から予約していたレンタカーを借りました。(ここから徐々に好転していく)
今日の所はそこまで遠出はできないし、旅館チェックインまでの時間にどこに行こうかを考えました。
そして出た答えが「カフェ」
・コーヒーがとにかく飲みたかった私
・カフェめぐりが好きな友達
・普段あまりカフェに行くことがないから行ってみてもいい友達
みんなの需要がマッチし、カフェに向かうことになりました。(ある意味これも三方良しですね)
「岩手に来てまでカフェに行くとは」なんて話しながらカフェを探します。
車を走らせていることもあり「盛岡 カフェ 駐車場有」で検索をかけてお店を調べました。
そして見つけたカフェに向かうのでした。
16:00 カフェ(1軒目)
駐車場有のカフェがなかなか見つからなかったのですが、やっと見つけたカフェに入りました。
クラムボン
おもわず国語の授業を思い出してしまう名前のカフェ。
店内はコーヒーの香りが広がり落ち着いた雰囲気でした。
ポップにもあった「プリンセット」を注文。
コーヒーを待っていると、店員さんが真剣なまなざしでコーヒーを入れているところが遠めから目にできます。
なんだか時間とかも正確に測っているみたいで、「そんなに真剣に入れてくれるならせっかくだし近くで見たいなあ」と思いながらコーヒーを待ちます。
そしてプリンセットが来ました。
待ちに待ったコーヒー。
コーヒーソムリエなんかじゃありませんが、なんか様々な味が絡まり合ってとてもおいしいコーヒーでした。(ただ苦いとかただ酸味があるとかじゃなくて、なんだろうあの感じ)
とにかくおいしいコーヒーでした。カフェインが無事接種され私の体力も回復していきます。
メインのプリンも手作りの美味しいプリンといった感じでとてもよかったです。
17:00 カフェ(2軒目)
「せっかくだしもう一軒カフェいくか」、となり次のカフェに向かいました。
なんか旅行来たのにカフェめぐりしてるなーなんて話しながら次に訪れたのがこちらです。
NAGASAWA COFFEE
都会に佇んでいてもそん色ないようなおしゃれな雰囲気満載のカフェで、先ほど訪れたカフェとはタイプが全然違う感じでテンションが上がります。
こちらも店内はいい香りが。
そして店内横に大きな機械があってそこで豆を挽いていました。(マッサージチェアじゃないよ)
コーヒーとチーズケーキのセットを注文。
コーヒーの濃さを3段階で選ぶことができ、それぞれ違う濃さを選びました。
そして到着。
私は一番濃いのを注文したのですが、結論それが正解だったみたいです。(濃いのが好きな人にとっては)
チーズケーキは濃厚でうまうまでした。
やっぱり甘いものとコーヒーの組み合わせは最強!
わざわざ旅行に来てまでのカフェめぐりが案外楽しいことに気づき、結果的に1日目も楽しかったなとなったところで旅館に向かいました。
18:00 宿チェックイン
今回宿泊したのがこちら↓
盛岡つなぎ温泉 愛真館
新幹線込みのお得なプランで、友人が予約してくれました。ありがとう。
チェックインを済ませ、部屋に入ります。
部屋に到着するや否や、「やっとゴロンできるー」と畳に転がりました。
「今日一日お疲れさまでした!」
19:00 温泉
夕飯の前に、旅のもう一つの目的「温泉」に行きます。
大浴場が本当に「大浴場」でした。広々としていてとてもよかったです。
疲れた体に温泉は格別。身体にしみわたります。
友人と一緒にしゃべりながら入る温泉。5時間は入れる()
とにかく気持ちの良い温泉につかることができ、疲労も回復し最高の気分で温泉から出ました。
20:00 夕飯(バイキング)
そして夕飯はバイキング形式。
バイキングはその取り方によってその人の性格が出て面白いなあと思います。
まあそんなことは置いといて、各々好きなものをテーブルにもってきておなか一杯食べました。
ステーキとかすき焼きとか、岩手3大麺のひとつ、じゃじゃ麺とか色々食べれてよかったです。
21:00 くつろぎタイム~就寝
友人との旅行の醍醐味、ご飯を食べてから寝るまでのおしゃべりタイム。
夕飯の時にお酒は飲んでいなかったので、部屋で日本酒を一杯いただきました。
せっかくなので岩手っぽいやつを。
純米吟醸酒 「銀河鉄道の夜」
普通に飲みやすく、おいしい日本酒でした。
そして普段はなかなかしないような深い話ができてとても楽しい時間でした。
愚痴とか不満を語るのではなく、未来のことを語るのがやっぱり面白いし楽しいです。
暗闇の中みんなで座右の銘を発表しました(クセ強い)
そして就寝。
2日目
6:30 朝風呂
朝起きて一番に温泉に行きました。
昨日入らなかった露天風呂に朝から入ります。
やっぱり露天風呂は気持ちいいなあ。
7:30 朝食(バイキング)
朝食もバイキング形式。朝から満足いくまで食べました。
小岩井牛乳も置いてあって、いただきました。
小岩井農場って岩手なんですね。初めて知りました。
あとその牛乳で割ったバナナジュースもあって飲んでみました。おいしかったです。
9:00 チェックアウト
チェックアウトを済ませ、前日に2日目は「花巻」の方に行こうと話していたので、花巻に向かいます。
11:00 花巻着
盛岡から花巻へ車を1時間半程走らせ、宮沢賢治関連のスポットを2か所訪れました。
宮沢賢治記念館
「宮沢賢治」は地元の人たちに愛されている文豪。
そんな「賢治」にまつわる施設が花巻にはたくさんありました。
「宮沢賢治」のことをあまり知らない状態で来てしまったことに少し悔しさを覚えましたが、宮沢賢治の生い立ちや作品の数々を記念館でゆっくりとみることができてとてもよかったです。
宮沢賢治童話村 賢治の学校
こちらが3人が一番テンション上がったスポットだったかもしれません。
宮沢賢治の世界観が施され、いろいろな作品のテーマとなった部屋に入って、自ら触れることができます。
小さな子供から大人まで楽しめる施設になっています。
代表作「注文の多い料理店」の作品↑
様々な宮沢賢治の世界観に触れることで、より「宮沢賢治のことが知りたい!」となりました。
この施設はとても広くてぜんぶは周りきれませんでしたが、「来てよかった」と強く思えました。
とても楽しかったです。
13:00 カフェ(3軒目)
ちょうどお昼時、宮沢賢治記念館の近くにあるカフェに向かいました。
まさか岩手に来てカフェ3軒に行くことになるとは。
何が起こるかわからないのも旅の魅力です。
訪れたのはこちら↓
山小屋カフェ kurakake
訪れたのは、いかにも「山のカフェ」という感じの佇まい。おしゃれでいい感じです。
名前も「山小屋カフェ」、好きでした。
私は普段は頼まないであろうパンケーキ、そしてチーズケーキとコーヒーを注文しました。
このパンケーキがふわっふわでボリューム凄くで、コーヒーがあってやっとの思いで食べきりました(わんこそばと同じくらいきつかった)(笑)
バスクチーズケーキもとてもおいしかったです!
友人2人の頼んだものもすごくおいしそうでした!
とても満足して、花巻を後にします。
15:00 レンタカー返却→冷麺
花巻→盛岡間を音楽をかけてドライブを楽しみました。そしてレンタカーを返却。
最初は「レンタカーあまり必要ないかな」なんて話してたのですが、結果として「借りておいてよかった」と思いました。
岩手旅行の際は是非レンタカー借りてみてください。
超都会といえるところ以外では、小回りの利く車があるとやっぱり便利です。
そしてレンタカーを返した後、最後に名物の冷麺を食べに行きました。
訪れたのはこちら↓
盛楼閣
有名店らしく、期待が膨らみます。
そしてシンプルに冷麺を注文。
今まで食べてきた冷麺と比べても、麺のコシが凄くて、とてもおいしかったです。
あと、具で入っていた梨がとても甘くて、ふしぎな感覚でした。
最後の最後に冷麺も食べることができ、大満足でした。
16:00 お土産タイム
最後に盛岡駅構内でお土産を買いました。
地ビールと南部せんべいを買いました。
17:00 盛岡駅発
盛岡を後にします。
新幹線かっけえ!はええ!!(2度目)
19:00 大宮着
そして行き同様、あっという間に帰ってきました。
とても充実した良い旅でした。
これにて岩手1泊2日旅行記は終わりです。
まとめ
「わんこそば」「温泉」の2テーマで挑んだ岩手旅行。
この2つに関しては、しっかりと目的を果たすことができ非常に満足しています。
そしてノープランだからこそが生んだ、まさかのカフェめぐりが大ハマり。
岩手県はカフェ事業が盛んなんですかね?
それくらい良さそうなカフェがたくさんありましたし、実際に行ったところもすべてよかったです。
あとは宮沢賢治の街だということを知れたことも学びでした。
これを機に宮沢賢治作品にも触れていきたいです。
旅行から帰ってきてさっそく読みました。
銀河鉄道の夜
レビューはこちらから↓
今回の旅の一番のテーマだったわんこそばについて最後に一言
わんこそばは競技
最後までご覧いただきありがとうございました。
計画していく旅もよし、ノープランだからこそ生まれる楽しさを求めた旅もよし。
旅って面白い。
ではまた。
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