先日、山梨県の方に1泊2日で旅行に行ってきたので、旅行記を書いていきたいと思います。
秋にぴったしのスポットを多く巡ってきましたので紹介していきます。山梨方面に旅行を検討している方はぜひ参考にしてみてください。
それではさっそくいきましょう。
山梨旅行記1日目
山梨旅行1日目は以下のラインナップでお送りいたします。
- 新宿駅から甲府駅へ
- 昇仙峡を観光
- 石和温泉『喜仙』に宿泊
新宿駅から甲府駅を目指して出発
まずは新宿駅から甲府駅を目指して出発しました。今回は電車移動での旅行です。
ということで特急列車に乗って出発!
昇仙峡を観光
甲府駅に着いたら、そこからバスに乗ってまずは昇仙峡に向かいました。
昇仙峡とは…↓
御岳昇仙峡は山梨県甲府市の北部に位置する渓谷です。 国の特別名勝にも指定されており、「日本一の渓谷美」といわれ観光の名所にもなっています。 長い歳月をかけて削り取られた花崗岩の断崖や奇岩・奇石と清澄で豊富な水の流れをみることができ、渓谷沿いに整備された遊歩道では、四季折々で変化に富んだ渓谷美を間近で楽しめます。
引用元:https://www.shosenkyo-kankoukyokai.com/
国を代表する渓谷。葉も色づいてきた時期とのこともあって楽しみに訪れました。
昇仙峡ロープウェイ
甲府駅からバスで向かい、終点「昇仙峡滝上」というところで降ります。そして昇仙峡ロープウェイに向かいました。
ふもとから山頂まで10分程に一気に登ります。
大人:往復1,300円、子ども:往復650円です。(20分おきに運転)
「アソビュー」ならお得にチケットを購入できます。私たちもアソビューで購入して、大人往復で1,200円と100円お得に乗ることができました。
こんな感じのレトロチックなゴンドラに最大収容人数40名のぎゅうぎゅう詰め状態で乗って、ガイドさんの案内を聞きながら上に登っていきました。
見下ろした写真。この角度で一気に登ってきます。一気に登ってきて見下ろした景色は絶景でした。
弥三郎岳
ロープウェイに乗った後は、いよいよ山登りです。
ふくちゃんコースとゆめちゃんコースという2つのコースがあり、どのスポットにいくか自分で選択して進むことができます。
私たちはせっかく上まで来たので、いちばん遠く20分かかる弥三郎岳に行くことにしました。
ロープウェイを登ったところから見える景色。この日は晴れていたもののもやがかかっていてはっきりとは見えませんでしたが、条件が良ければ富士山などの高峰を望むことができるとのこと。
※弥三郎岳に上っている途中の写真がなかった。。
ということで20分歩いて山頂に到着。
平らな道20分とはわけが違います。結構急で細い山道をどんどん登っていきます。お年寄りの方でも登っている方は結構いましたが、それなりの服装や体力や心構えが必要かと思いました。
弥三郎岳山頂。こんな看板がありました。思わずパシャリ。
弥三郎岳から望む景色。
こんな感じで、山頂にはたくさんの小銭が置かれていました。
一生懸命登った後に見える景色はとても素晴らしいものでした。これを見るためにも頑張って登ってよかったなと思いました。
今回は、弥三郎岳のみで下山。上にも食堂があり気になりましたが、再びロープウェイに乗って下へと降りていきます。
下に降りると、金の鯉がたくさん泳いでいました。なかなか見れる光景ではないなと思いパシャリ。
エサを求めて大きな口を開けて群がっていました(笑)
昼食にて名物ほうとうを頂く
続いては、昼食。山梨と言ったらほうとうを食べたい!ということで、ロープウェイ乗り場のすぐそばにあるお店でほうとうをいただきました。
昇仙峡食事処 円右衛門
渓流沿いで景色を眺めながら食べることができるスタンス。今回は食べませんでしたが、流しそうめんもできるようです。
今回いただいたのは、「きのこほうとう」と「猪肉ほうとう」。
こちらの画像は、「きのこほうとう」
アッツアッツの器に盛られた、特徴的な麺はもちろんのこと、かぼちゃなどの具材もゴロゴロ入っていてとてもおいしかったです。
きのこほうとうというだけあって、これでもかというくらいにきのこがふんだんに入っていて大満足の一品でした!
仙娥滝(せんがたき)
お昼を食べた後は、昇仙峡のメインとも言える、仙娥滝に向かいました。上の方までバスで来ていたので、下山する形で滝を目指します。
デンッ。
仙娥滝の概要↓
富士川水系の荒川上流にある、山梨県を代表する景勝地の一つ昇仙峡の最奥部に位置します。昇仙峡のシンボルである覚円峰の麓にあり、この滝は地殻変動による断層によって生じました。花崗岩の岩肌を削りながら落下している滝で落差は30mあります。
引用元:https://www.shosenkyo-kankoukyokai.com/
条件が合えば、滝に虹がかかってとても綺麗に見えます。今回は虹がかかっているところを見ることはできませんでしたが、少し離れたところからでもマイナスイオンを感じてステキなところでした。葉っぱも色づいてきていたころでしたが、もっと紅葉したときに見たらもっともっと素敵なんだろうなと思いました。
石門(いしもん)
続いて、下山を続けていると、こちらも有名スポット、石門。
巨大な花崗岩に囲まれた石門(天然アーチ)は先端がわずかに離れスリリングな不安定さを満喫できます。
引用元:https://www.shosenkyo-kankoukyokai.com/
これが人工的に造られたのではなく、自然に発生したのだというのだから面白い。どこからもってきたのかというくらいにドでかい石が綺麗に乗っかって”門”のような形を描いて出迎えてくれました。
自然のすごさを改めて感じさせられる面白いスポットでした。
覚円峰(かくえんぽう)
さらに山を下りていくと見えたのが、覚円峰。
日本一の渓谷美、昇仙峡の主峰『覚円峰』はその昔、澤庵禅師の弟子僧侶覚円が畳が数畳敷ける広さの頂上で修行したことが、その名に由来します。全国観光地百選 渓谷の部第1位、平成百景 第2位を受賞した名勝です。※『覚円峰』は花崗岩が風化水食を受けてできたもので、急峻で直立約180mあります。国の特別名勝にも指定されている御岳昇仙峡は、紅葉の名所として知られています。覚円峰をはじめ、渓谷内には奇岩が至るところに見られ、昇仙峡は10月下旬~11月中旬には紅葉が見ごろを迎えます。
引用元:https://www.shosenkyo-kankoukyokai.com/
これもなんだか非現実の景色のような、それでも長い年月をかけて自然的に発生した光景だというのだから不思議なものです。下から見上げた景色は圧巻でした。青空も相まってとても綺麗だった。
石和温泉旅館『喜仙』で夜ごはん
昇仙峡を満喫した後は、再びバスに乗り甲府駅に戻りました。
そして今晩宿泊する宿がある石和温泉駅に向かいました。ここに来るまで正しく読めていませんでした、石和(いさわ)温泉。
旅館 喜仙
今回宿泊したのは、石和温泉にある旅館「喜仙」。
和洋室のお部屋に泊まりました。思っていたよりも広くてびっくり。朝夕食がついて、天然温泉大浴場も完備、さらにさらに時間制で貸切温泉も楽しめました。
昇仙峡で疲れた体を癒します。
お部屋はこんな感じ。畳の部屋と、寝室。結構広かった。
夜ご飯
ひとっぷろ浴びた後は夕食です。食事会場でいただきました。
お品書きはこんな感じ。秋香る笛吹き御料理献立。
いただきます。まずは食前酒で梅酒。さらにはサービスでワインをいただきました。
続いて前菜。どれも一つ一つ丁寧な味付けで美味しかったです。個人的には右上の「鮟鱇南蛮漬け」が一番おいしかったです。
続いては、牛すき鍋。やっぱりお肉はうまい。生卵を溶いていただきました。とてもおいしかった。
続いては、お造り。お刺身は美味しかったし、サザエもコリコリしていておいしかったです。海なし県なのにお造りがでるのはなんでだろうねなんて話していたことは置いておいて()
続いてはきのこのお吸い物。これはとってもおいしかった。きのこのうまみがしっかり溶け込んでいて、体に染み渡りました。すだちをかけて食べるのも味変でとてもおいしかったです。
続いては、富士桜ポークチーズ揚げ。こちらもチーズ好きとしては堪らない、おかずにぴったしの一品でした。美味しかった。
続いては茶碗蒸し。あっつあっつに蒸されていておいしかったです。茶碗蒸しって非日常感があって好き。
続いては焼き寿司。写真上は紙に包まれていて確認できませんが(すみません)、焼きサーモンのお寿司でこちらもとてもおいしかったです。
食べ始めの頃から炊きだして、終盤になってようやくご対面の炊き込みご飯。梅干が入っていたりさっぱり目の炊き込みご飯で美味しくいただけました。それでもここまで出てきたお料理でおなかはパンパン。
味噌汁とお漬物。お腹いっぱいの体に染み渡ります。
〆のデザート。口結びにふさわしいさっぱり目のデザートでした。美味しかったです。
どれも丁寧に造られていてとてもおいしかったです。お味も量もどちらも大満足の夕食でした。ごちそうさまでした!
部屋に戻って、もう一度温泉に入って、後は就寝タイム。おやすみなさい。。
山梨旅行記2日目
おはようございます!山梨旅行2日目は以下のラインナップでお送りいたします。
- 『喜仙』にて朝ごはん
- ぶどうの里でワインを愉しむ
- 甲府駅にて甲州夢小路を散策
2日目の朝
「喜仙」にて朝ごはん
デンっ。いただきます。
寄せ豆腐てきな。あったかいお豆腐、朝の体に染み渡って美味しかった。
刺身こんにゃく。こちらもあまり普段食べないものですが、さっぱりしていておいしかったです。柚子の風味が効いていておいしかった。
アサリのお味噌汁。朝にぴったし。体の奥底に染み渡る美味しさでした。
朝もボリューム満点。お腹いっぱいの体でお部屋で一休みしたら、チェックアウト。とても素敵な旅館でした。石和温泉、また機会あったら来てみたいなぁ。
甲州市勝沼 ぶどうの丘
チェックアウトをした後は、ぶどう畑を見るべく、ワインを愉しむべく、勝沼にあるぶどうの丘に行きました。
向かう道中にもぶどう畑が連なり、ぶどうの丘には本当に丘一面にぶどう畑が並んでいて、この土地ならではの景色だなと思いました。
こんな感じで、甲府の盆地一体の望むことができます。
ここは、ぶどうの丘施設の地下にある、ワイナリー。ここでは様々なワインを試飲することができます。
ワインの作り方↓
白ワインと赤ワインの作り方の違い、説明できますか?ざっくりの違いとしては、白ワインは果汁のみ、赤ワインはぶどうの全てを使用(だから色がつく)というところかなと思いました。
こんな感じで、ワインがずらっと並んでいました。近くには扇風機があって、温度管理や湿度管理が大事になってくるからなのかなと思いました。
売店の横や、2階には100円で20ml飲むことができる試飲場があります。
私たちは、地下での試飲し放題ではなく、こちらの100円試飲を愉しみました。
くらむボンボン 甲州
くらむボンボン 甲州
クラムボンというと某教科書の物語をおもいだしてしまいますが、可愛らしい名前を上回るほどの甘々の飲みやすい白ワインでした。もはやぶどうジュースレベル。
いろグラン甲州 2021
いろベーリーA 2021
こちらは赤ワイン。ライトボディ、ミディアムボディ、フルボディの3種類がある中の、ライトボディのワインでした。
ワインの味わいを表現する単語で、口に入れた時に、比較的軽やかな感じがするタイプの事。ワインの味わいを端的に表す慣習的な表現方法なので、明確な判断基準はない。テイスターの主観で判断される。
引用元:https://wine-link.net/pc/dictionary/detail/1072
こちらも飲みやすい美味しいワインでした。
このような絶景を眺めながら美味しいワインを飲むことができ、最高のロケーションで満喫できました。本格的なワイナリーや一面のぶどう畑を見たいという方は、勝沼に足を運ぶことを強くお勧めします。
三森農園
ぶどうの丘の近くにある農園、三森農園さんで、ぶどうを購入しました。
購入したのは、農園の方もおすすめされていた、「富士の輝」という品種。超希少品種で、高い糖度と超大粒の果肉を持つ入手困難なブドウとのこと。
店頭でとても安く買うことができたので即決で買ってしまいました(笑)
食べてみての感想は、とりあえずめちゃくちゃ美味しかったです!巨峰とシャインマスカットのいいとこどりの高級ブドウといった感じでした。とてもおいしくあっという間に食べてしまいました。
農園の方もとても親切で買ってよかったなと思えました。
おいしい高級ブドウを食べた後は、甲府駅に戻るべく勝沼ぶどう郷駅に向かって歩きました。
その途中にあるカフェを目指して傾斜のある山道を重い荷物を持ちながら歩いていったのですが、、、
なんと本日休業でした。。ホームページやインスタを確認せずに行ってしまったので仕方ないですが、残念でした。
行こうと思っていたお店↓
甲府駅にて甲州夢小路を散策
カフェに行くことができずお腹ペコペコ状態の中で甲府駅に戻ってきました。
これは個人的にお気に入りの写真。武田信玄増が水面に反射していていい感じ。
とりあえずお昼を食します!
甲州ほうとう小作 甲府北口駅前店
初日に引き続き2日目もほうとうのお店に行きました。訪れたのは甲府駅前にある有名店「小作」
食べたのはカレーほうとう。ちょっと邪道な感じですが、カレーの出汁がしっかり効いていて深い旨味を感じました。おっきなかぼちゃも入っていておいしかったです。
こちらも山梨グルメの一つ、鳥もつ煮。気になって注文してみました。味濃いめのレバーといった感じで、日本酒が合いそうな一品でした。おいしかったです。
こちらは、おざらという冷たいほうとうです。こちらも注文してみました。通常のほうとうとは麺の感じも違って、つけ汁も美味しく、量も多かったですがぺろりと食べれました。
甲州夢小路を散策
甲府駅の脇にある甲州夢小路という観光スポットも散策しました。風情ある街並みで甲府の街の空気を感じることができました。
伝統的な革製品「印傳(いんでん)」の印鑑ケースを購入
甲州夢小路にて、伝統的な革製品「印傳」の印鑑ケースを購入しました。
印傳とは鹿革に漆(他に顔料などもある)で柄付けした革製品のことです。「甲州」とはその字の如く「山梨県」のこと。そして「印傳」がその革製品の名称というわけです。ようするに甲府で作り続けられてきた伝統的な革製品のことなのです。
引用元:https://www.rakuten.ne.jp/gold/ikeda-8/inden
くるむ
伝統的な紙製品や工芸品を扱っている「くるむ」というお店で購入しました。
印傳の印鑑ケース。とんぼ柄がいい感じ。大切に使いたいと思います。
夕暮れの景色がいい感じ。城跡もいい雰囲気を醸し出しています。
こういう裏路地的なところも雰囲気があっていい感じ。線路には特急あずさが走っていました。
カフェテロワール甲州夢小路
まだまだ食べます。最後の追い込み。
訪れたのは、甲州夢小路内にあるカフェ、こちらではフルーツを使ったピザが有名です。
食べたのは、ももとブドウのピザ。フルーツを使ったピザというのは珍しいですが、意外とピザ生地に合いました。ピザ好きとしてもとても美味しいピザでした。モモとブドウをふんだんに使って合って美味しかったです。
信玄公まつり
地元の人大盛り上がりもお祭りもやっていました。詳細は割愛。写真を軽く載せておきます。
モデルの冨永愛さん。
馬。
帰宅
1泊2日の山梨旅行を満喫しきって、電車に乗って新宿へと帰りました。温泉にもゆっくりとたっぷりと浸かることができたし、美味しいものもたくさん食べることができたし、地域に根付いたお祭りも見ることができたし、「やっぱり旅はいいなあ」とあらためて思いました。
おわりに
今回は、山梨旅行記を書いてきました。最後までお読みいただきありがとうございました。何か参考になったところがあれば幸いです。
山梨県、甲府のあたりを中心に観光しましたが、とても素敵なところでした。秋の過ごしやすい季節にぴったしの土地柄で心癒されました。
次はドライブがてらほったらかし温泉にでも行きたいな。
ではまた。
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