コンテナホテル、ご存じでしょうか?
この記事はコンテナホテル「HOTEL R9 The Yard」に関する記事です。
個人的に面白い体験をしてきたなと思いましたので、今回はその話を記事にさせていただきます。
コンテナホテルの概要をサラッと説明した後、実際に泊まってみた感想を書いていきたいと思います。
はじめに
この記事を見に来ていただいた方で、「HOTEL R9 The Yard」の存在は知っていて、感想や使用感を知りたいんだという方もいるかと思いますので、はじめに軽くお話させていただきます。
実際にコンテナホテルである「HOTEL R9 The Yard」に泊まった感想としましては、
- 外見は明らかにコンテナだが、内装は綺麗で普通のビジネスホテルと変わらない
- 空調設備、Wi-Fi環境など、アメニティーに関しては安いほかのホテルよりむしろ充実していた
- 国道沿いに位置していたため、通る車の振動が少ししたが気にならないレベル
- 総合的に見て、ビジネスマンなどには非常におすすめ
といった具合です。
私の場合、出張の際に3泊利用をしたのですが、特に問題なく快適に宿泊できました。
また泊まってみてもいいかなと思っています。
この感想も踏まえて、この先も見ていただけたら嬉しいです。
コンテナホテルとは
「コンテナホテル」
みなさんはどんなものなのかご存じでしょうか?
簡単に説明いたします。
今回宿泊した「HOTEL R9 The Yard」のホームページに説明が載っていましたので、引用します。
骨格となるのは、建築用に開発した専用のコンテナモジュール。
洗練された外観や想像を上回る開放的な空間、自由にカスタマイズされた内装などさまざまなアイデアを形にすることができます。
土地の広さや形状に柔軟に対応できるフレキシビリティ、災害などの有事には被災地に簡単に移設できるモビリティの機能を備え、ホテル業界初のフェーズフリー認証を取得。
環境問題への対応や循環社会の実現に向けた「持続可能な地域づくり」を目指した取り組みは、サスティナビリティの観点からも注目を集めています。
(引用元URL:https://hotel-r9.jp/containerhotel/)
ちょっと何言ってるかよくわからないって感じですが。。
要は、
見た目はコンテナ、中身はホテル。
コンテナの形をした宿泊施設のことです。
それぞれの部屋がコンテナ一つ一つで独立している点が通常のホテルとの大きな違いかと思います。
キャンプ場にあるコテージのコンテナバージョンみたいな感じ。
初めて目にするとなかなかの新鮮味がありました。
そんなコンテナホテルの「HOTEL R9 The Yard」というホテルに3泊してきたので、感想を記していきます。
「HOTEL R9 The Yard」とは
今回宿泊したホテル「HOTEL R9 The Yard」について簡単に説明します。
このホテルは、コンテナがホテルになったというユニークな新しいスタイルの宿泊所となっています。
また、コンテナ一つ一つが独立しているため、隣の音が気にならないなど快適な空間の提供を可能としています。
コンパクトで快適な客室を備えた新型コンテナホテル
そんなコンテナホテルの一つが「HOTEL R9 The Yard」という施設であり、栃木県や茨城県、千葉県を中心に全国各地に展開されているのです。
ちなみに、公式ホームページにも記載されていましたが、これらがこのホテルの売り(メリット)となるそう。
- コンテナが一棟ごとに建ち並ぶ独立空間
- 隣の部屋の音が気にならない静穏空間
- プライバシーが確保された安心空間
- 充実した客室設備でくつろぎの快適空間
- 眠りにこだわったベッドを導入した快眠空間
コンテナを使った宿泊施設でお客様に快適な空間を届けようといったスタイルのようです。
以下、実際に泊まってみた感想などを記していきます。
「HOTEL R9 The Yard 小山喜沢」に宿泊
今回は、「HOTEL R9 The Yard」のうちの「HOTEL R9 The Yard 小山喜沢」に宿泊してきました。
ここからは実際に私が泊まってみた雰囲気であったり感想であったりをお伝えします。
ホテルの場所
今回私が宿泊した「HOTEL R9 The Yard 小山喜沢」は栃木県の小山駅と小金井駅のほぼ真ん中あたりにあります。
地図を見てもらうと分かるように、小山駅からも小金井駅からも歩いてだと40分50分ほどかかる距離にあるため、車での利用が基本だとは思います。
ちなみに車や電車だとこのくらいの位置関係です↓
車:新国道4号線 小山石橋バイパス 出井交差点より車で6分
電車:東北新幹線・JR宇都宮線 小山駅よりタクシーで9分
JR宇都宮線 小金井駅よりタクシーで7分
平日の利用だったので特にですが、主にビジネスマンの利用が中心だなといった感覚でした。
駅近ホテルに比べると周辺にはそこまで便利な施設はありませんが、道路の反対側にはスーパーもありますし、最低限のものはあると思います。
道路の向かいにあるスーパー「とりせん」。
一般的なスーパーって感じです。私もお惣菜の購入などに利用しました。
個人的には飲食店があまりなかったのが寂しかったですが。。(コンビニもちょっと離れてます)
ホテルのフロント
こちらがホテルのフロントになります。
ここでチェックイン・チェックアウトを済ませます。
チェックイン 15:00
チェックアウト 10:00(※時間を過ぎると延長料金1時間:1,000円が発生)
部屋のキーは「カードキー」でした。
キーをなくすと再発行料5,000円がかかるのでご注意を。
チェックインをしていて思ったこと↓
一度チェックインをこのフロントで済ませてしまえば、それ以降はチェックアウト時までフロントの前を通るということがないのもコンテナホテルの魅力の一つかもしれません。
ホテルの外観
ホテルの外観は御覧の通りになっています。
コンテナが一つ一つ独立した形で建ち並び、遠目から見ても結構目立ちます。
コンテナホテル客室の下を覗いてみた図。
コンテナホテルの後ろ側。
上二つの写真、ちょっと見づらいかもしれませんがこのように本物のコンテナのような見た目をしていて、さらにタイヤとナンバープレートもついていて本当に本物のコンテナでした。
実際に牽引車で引っ張ることもできるそう。
こんなバチバチにコンテナなところに快適に泊まれるのかな。。
なんて不安が少々ありましたが、泊まってみて実際どうだったかは後述します。
お部屋の数と駐車場の数は御覧の通りです。
ダブルルーム 28室
1名 5,600円/泊~ 2名 7,000円/泊~
ツインルーム 8室
1名 5,600円/泊~ 2名 8,000円/泊~
駐車場 34台
部屋代は安くもなく高くもないといった感じ。
駐車場はたくさんありますが、車での利用客がほとんどでしたので、ほぼほぼ埋まっていました。
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客室外の雰囲気
客室外の雰囲気をサラッと紹介します。
コンテナが独立して建ち並ぶ、コンテナホテル。
階段を上ると、
このような感じで部屋が並んでいます。
そこをつなぐ通路はデッキのような作りになっていて、簡易的な屋根がついている程度です。
こんな感じです。
普通のホテルとの違う点の一つがこの屋根かなと。
それもなんだか新鮮で面白かった。
私が宿泊している期間は雨は降りませんでしたが、雨が降ると通路は普通にぬれると思います。
そしてこちらが客室の入り口となります。
さあ、コンテナホテルの中はどのようなつくりとなっているのでしょうか。
続いて客室内の雰囲気を紹介していきます。
客室内の雰囲気
扉を開けると普通のホテルと変わらない見た目。
そして普通の客室が広がります。
確かにコンテナということもあり、ベッドとデスクを置くと通路はほぼない感じにはなってしまいますが、清潔感もあり、宿泊するだけなら全然快適に過ごせそうです。
- 電子レンジ
- 冷蔵庫
- 電気ケトル
- ドライヤー
これらも常備されており、むしろ安いビジネスホテルより充実していました。
机回りはこんな感じ。
なんだか良さそうな椅子(後から知ったのですが、この椅子はマッサージチェアだったみたいです)と、広々とした机、そしてテレビがありました。
コンセントもいくつかあって困ることはなさそう。
そして現代人には必須となるWi-Fi環境も整っています。
そこまで強いというわけではありませんでしたが、普通に使えるレベルのWi-Fiでした。
ここ大事なんで。
快適な空間をということで、ベッドもいいものを扱っているそうで。
シモンズのベッドらしいです。
ここでちょっと宣伝、「でもコアラマットレスにはかなわん」
水回りはこんな感じ。
ユニットバスですが、シャンプーなどもそろっています。
最低限、むしろそれ以上のお部屋の中といった感じでした。
そこら辺のビジネスホテルに引けを取らないと思います。
その他サービス
続いては、客室以外のサービスについて。
こちらも一般のホテルと変わらず、それなりのサービスがありました。
ドリンクサービス(フロント)
フロントにてドリンクのサービスがあります。(飲み放題)
コーヒーサーバーで自由にコーヒーを飲むことができました。
コーヒー好きにとってこれは普通にうれしかった。
朝食
朝食もついてきます。
チェックイン時に朝食の引換券をもらうことができ、それと引き換えにフロントにあるお弁当(冷凍食品)をもらうことができます。
上に写真の冷凍庫からとって部屋にある電子レンジで温めていただくといったシステムです。
お弁当の種類は2種類。
からあげ弁当とカレー弁当の2種類から選ぶことができます。
お味のほうは冷凍食品レベルでしたが、いただけるものはいただいておこうということで、ぺろりと平らげました。
コインランドリー
6:00~24:00の間はコインランドリーも使用することができます。
しかし実際は、写真のように2台しかなく、乾燥機を使っているほかの方がいたりするとなかなか利用するのが難しいのかなと思いました。
でも一応、ここで洗濯をすることはできます。
その横には自動販売機もありました。
泊まってみて感じたメリット・デメリット
最後に、実際に泊まってみて感じたメリットとデメリットを掲示したいと思います。
泊まってみて感じた一番のメリットは、隣の音が全く気にならないという点です。
コンテナ一つ一つが独立しているため、隣の音が全くと言っていいほどしませんでした。
通路を歩く人の音も自分は気にならなかったです。
隣の部屋の音がしないのは、コンテナホテルの強みであるなと思いました。
あとは、部屋の出入りをする際にチェックイン以降はフロントの前を通る必要がないのも魅力の一つかなと思いました。
ちょっと夕飯を買いに外に出たいときなど、部屋から直接出ることができるので便利だなと感じました。
自分はあまり気にならなかったのですが、デメリットを上げるとすれば、振動を感じるという点です。
メリットの方では隣の部屋の音がしないことを上げましたが、それに反して道路を走る車の振動を結構感じます。
なんせコンテナホテルにはタイヤがついているため、道路の振動が直接伝わってしまうのです。
仕方がないと言えば仕方がないのですが、気になる人にとっては結構気になるポイントかなと思いデメリットとして挙げさせていただきました。
あとはコンテナをホテルにしているということもあって、部屋の大きさはそこまでありません。
ベッドがあって机があって通路はごくわずかという感じ。はっきし言って狭いです。
でも出張の際などに寝るところとして使う分には十分ではあると思います。
以上は泊まってみて感じたメリットとデメリットでした。
まとめ
最後までご覧いただきありがとうございました。
今回はコンテナホテルに泊まってみた感想を述べさせていただきました。
「コンテナホテル」
話題性もあるし、実際泊まってみると全然快適で、また泊まってみてもいいと思えました。
はじめは、「コンテナに泊まるなんでなんだかゆっくりできなそう」なんて思ってましたが、いざ泊まってみると今コンテナの中にいるとは思えない感じで快適に過ごすことができました。
外に出てみて「あ、今コンテナの中にいたのか」と思うレベル。
振動が気になるというのはありますが、それ以上に隣の部屋の音がしないのがとてもいいなと思いました。
アメニティもそろっていて、お部屋の環境もよくて、宿泊場所を確保したいというニーズには申し分ないクオリティのホテルだなと思いました。
純粋にホテルを探している方、もしくはコンテナホテルといった変わった面白体験をしてみたいという方、「HOTEL R9 The Yard」を利用してみてはいかがでしょうか。
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泊まってみなければわからない体験がそこにあるはず。
ではまた。
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