沈黙が気まずいときの対処法を教えます【内容重視型の会話】

タメになる話

沈黙が気まずい…

どんな場面でも、沈黙が気まずいと思ったことはあるかと思います。ビジネスシーンでもプライベートでも突如訪れる沈黙に困ってしまったことが一度はあるのではないでしょうか。

今回はそんな”沈黙”をテーマにした内容でお送りしたいと思います。

沈黙はなぜ起こってしまうのか?そもそも沈黙はなくさないといけないものなのか?ぜひ最後までお読みいただき一緒に考えていただけたら幸いです。

それでは参りましょう。

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会話には2種類の型がある

沈黙について考えていく上で、会話の間についてをまずは考えていく必要があります。まず前提条件として、その時々の会話には2種類の型があります。

まず一つ目がテンポ重視型、そして二つ目が内容重視型の会話です。

テンポ重視型

まず一つ目が、テンポ重視型

例えば、昔の学生時代の部活仲間数人で集まって居酒屋で昔話をする感じが例として挙げられます。数人が集まってみんながみんな言いたいことを次から次へと言い合うイメージ。会話がテンポよくいろんな人から飛び交う感じ。

最近で言うと、YouTubeのゲーム実況の配信なんかもテンポ重視型の会話になります。沈黙がなく休む間なく次から次へと言葉が飛び交っているあの感じ。とにかくテンポ重視で言葉が流れ続けているイメージ。これがテンポ重視型の会話になります。

内容重視型

もう一つのパターンが、内容重視型

例えば、一対一のがちがちの商談や、昔から気心知れた親友との会話、長年連れ添った配偶者との二人の時間などが挙げられます。

想像してみてほしいのですが、こういう時の会話では手数やテンポはあまり意識していないかと思います。まずそもそも内容重視型の会話には手数はテンポは重要ではありません。どうでもいいような内容や適当な相槌、当たり障りのないオウム返しなどを内容を重視したいときの会話にはあまり持ち込まないと思います。

普通に冷静になって、相手がどういうことを言っているのか、それに対して自分はどういうことを言うのか、ここを考えて会話を進めていくと思います。つまりこれが内容重視型の会話です。

沈黙が気まずいなら内容重視型の会話で進めろ

話を戻して、冒頭で述べた沈黙が怖いと思っている人の大半が、「会話の成功・正解がテンポ重視型のみ」だと思っています。しかし結論、これは間違いで会話にはテンポ重視型でいく時と内容重視型でいく時があるのです。

沈黙が気まずくならないようにするには、まずは「テンポを無視した内容重視型の会話の存在を知る」ことにあります。

ポイントは「今回は、内容重視型でいくね」を相手に知らせることです。もちろん言葉では言わないですが雰囲気でこういう感覚を伝えることがポイントになります。雰囲気で伝えていってお互いが内容重視型でいくというスタンスになってしまえば、沈黙は怖いものではなくなります。いやもはや想定内、逆に心地よいくらいになったりします。

面白いことに会話のスタンスはシンクロしてしまいます。自分が沈黙を怖がってテンポ重視型の会話で薄い内容をペラペラと話していると、相手も沈黙を怖がるようになってしまうのです。

裏を返せば、自分が内容重視型の会話でいくスタンスを相手に感じさせることができれば、沈黙が訪れても自分も相手も怖がることはなくなるのです。

テンポ重視型が生み出す沈黙と、内容重視が生み出す沈黙は全く異なるものです。

「今回は内容重視型でいくんで」

「まぁそういう奴なんで」

「逆に沈黙とかあった方が心地よかったりしません?」

みたいなトーンでいったほうがむしろ良かったりするのです。

ここまでで、内容重視型の会話は関係値が高いからこそできる技だと思われているかもしれません。しかしこれは間違いで全然そんなことはありません。むしろ初対面の段階から内容重視型でいくことは可能です。

初対面の初手の会話のキャッチボールから、ガチャガチャと無駄なことを言わないことで内容重視型の会話にもっていくことができます。相手が何かを話しかけてきたとしても、あえて自分の意見や無理やり話を広げる合いの手を言わなかったりします。このような会話が2,3回続けば相手も「あ、この人はテンポ重視型の人じゃなくて、内容重視型の人だ」と察してくれます。そう察してくれればこっちのもの。あとは沈黙を怖がることなく会話を進めることができるのです。

内容重視型に切り替えると深い話を引き出せる(体験談)

ここまでで、沈黙が怖いのならテンポ重視型の会話から内容重視型に切り替えればいいという話をしてきましたが、私自身の実体験として「確かに内容重視型の会話にしてみると”深い話ができているな”」と感じたので、最後にその話をしてみたいと思います。

私自身、テンポ重視型の会話でうっすい話を展開していくのがどうも得意ではありません。なので沈黙が気まずいと感じることはありますが、そういった時でも”あえて”薄い会話を避けて最低限の返答しかしないようにしてみます。ここからは私の持論になりますが、こうやって薄い会話を展開せずにいると相手も話す内容がどんどんなくなってきてしまうと思います。そして最終的にする話となると、なかなか話すことのない深い内容を話すしかなくなってきてしまいます。そして結果的に深い内容を話していくことになるので、内容重視型の会話になっていくのです。

私の場合は、こうやって初対面の人からも初対面ではなかなか話せない家族の話だったりお金の話だったり、悩みだったりを引き出していたのかなと、今回の記事を書くにあたって改めて思いました。

会話術、突き進めていくと面白い。

おわりに

最後までお読みいただきありがとうございました。今回は、沈黙が気まずいと感じている人に向けて記事を書いてみました。

沈黙は確かに気まずいかもしれませんが、このように会話には種類があるのだと理解するとその気まずさが和らぐかもしれません。

ワイワイガヤガヤの会話も楽しいかもしれませんが、内容重視型の会話も魅力的です。会話を楽しめる余裕、冷静さが欲しいですね。

参考にさせていただいた動画↓

宋世羅の羅針盤ちゃんねる

沈黙を楽しもう、というよりあえて作り出す沈黙が逆に楽しかったりする。

ではまた。

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