英語には「がんばってください!」がない

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こんにちは。

皆さん、日々がんばっていますか?

突然の問いかけをしましたが、この記事では「がんばる」ということについて考えていきたいと思います。

さっそくこの記事の結論ですが、皆さんはがんばりすぎです。

がんばらなくったっていいじゃないか。

もっとラクに楽しいことやって生きようってのがこの記事の結論です。

周りからの「がんばってね!」って応援や、自分自身で「よし、がんばるぞ!」と意気込む。

このこと自体は、これにより元気が出たり、奮い立たすことができるということは事実としてあっていいことではあると思いますが、

それ以上にこの「がんばる」という感情が負担に感じている人も多いのかもしれません。

がんばるってそもそも何なんだろう?

がんばりすぎて疲れちゃった。

がんばりたくなんかない。

いろんな思いがあるかと思います。

今回は、この「がんばる」について考えていきます。

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英語には「がんばってください!」がない

タイトルにもあるように、英語には、日本人が気軽に使っている「がんばる」という表現がありません。表現としては存在はするのですが、直接意味する言葉は存在しません。

英語の「がんばる」と似た表現

good luck 「幸運を!」

go for it 「いけいけ!」

keep it up 「その調子!」

you can do it 「君ならできる!」

hang in there 「持ちこたえて!」

このように、英語でも「がんばる」と似た表現はいくつかあるのですが、日本で使われている「がんばる」を直接的に意味する言葉がないのです。

それに対して、日本では当たり前のように「がんばれ」「がんばる」が使われていています。

そして、みんなが「がんばって」と気軽に言い合う中で「がんばる生活」というのが当たり前のようになっていると思います。

そのなかで「もっと、もっとがんばらなきゃ…!」と気づかないうちに無理をしていたりできない自分を責めてしまうこともあることでしょう。

でも人間には頑張れないときもあるし、頑張らなくたって死にません。

「がんばる」をデフォルトに設定してしまうと日々がしんどくなります。

英語で使われる「がんばって」に当たる言葉”GOOD LUCK!”(幸運を!)のように、がんばれた自分も、「今日の自分は調子がいいんだ、ラッキー!」くらいにとらえて、いい日も悪い日も過ごしていけたらラクに過ごせるのではないでしょうか。

「がんばる」について深く考えすぎなくても大丈夫。

人に「がんばって!」と言うことについて

「そんなにがんばらなくてもいいよ」、「がんばるについて考えすぎなくてもいいよ」って話をしてきましたが、それでも「がんばる」って言葉による応援の効果は否定できません。

人を応援したいとき、「がんばれ!」はとても使われる言葉だと思います。

そして、その言葉により元気が出ます。力が湧いてきます。

しかし、すでにがんばっている人に対しての「がんばれ」の言葉は負担になるという意見もあります。

(私自身は「がんばって」と言われて元気が出るタイプですが(笑))

この負担に感じてしまう人もいるというのを理解したうえで、「がんばって!」という直接的な言葉以外に何か他の言葉で応援をしてあげれたらいいなって思って声をかけてあげたりするんですが、最適な言葉ってあるんでしょうか。

私は「がんばりすぎずにがんばってね」って言葉をよく使ってます。

他には、

・共に生き延びましょう!

・ご安全に!

・楽しみにしてます!

とかでしょうか。日本語難しい、、!!(何かいい表現あったら知りたいです。)

そもそも「がんばる」って言葉が適切かどうか

ここからは、私の完全な個人的意見ですが「がんばる」について思うところです。

応援で使う意味での、「がんばる」は元気が出る言葉だし、適切な表現だと思うのですが、自分自身に使う「がんばる」ってどうなのかなって思います。

なぜかというと、「がんばる」って感情が出る時は、苦しい時、困難な状況に立たされた時だと思うからです。

自分が大好きなこと、楽しいことをするときに「よし!がんばるぞ!」なんて意気込む人はいないと思います。

その反対で、めんどくさいことをやらなきゃいけないときに「がんばるぞ!」を奮い立たせるために使う言葉なのではないでしょうか。

別にこの使い方が悪いといっているわけではなく、そもそも苦しいこと、めんどくさくないことなんて無理してやらなくていいのになっていうのが私の意見です。

でも「それでも嫌なことをやらなくちゃいけないときだってあるじゃん!」って意見、とても分かります。

私もめんどくさいなって思うことあるしその時に「がんばろう」と意気込もうとしてしまいがちです。

ですが、「嫌なことをがんばってやる」のではなく「楽しいことに変換して取り組む」ことができたら「がんばる」なんて感情出てこないと思います。

だって何やっても楽しいんだから。

まとめ

今回は「がんばる」という表現について考えてみるという内容でした。

最後は個人的意見をだらだらと書いてしまいましたが、ここまでご覧いただきありがとうございました。

GOOD LUCk!くらいのノリで「がんばる」に関しては考えていけたら人生楽に過ごせるんだと思います。

物事に取り組むときは、「やらなきゃいけないから頑張ってやる」のではなく、「やりたいから楽しんでやる」のスタンスで取り組めるといいなと思います。

ではまた👋

参考図書↓↓

(がんばらなくても死なない)

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