【株式投資】個別株投資家が体験する心境の変化

投資・お金

個人投資家の皆さん。あなたは初めて個別株を購入してからどのくらいが経とうとしていますか。

つみたてNISAやiDeCoなどの投資信託を始める人ですら少数派、ましては個別株を始める人なんてまだまだかなりの少数派だと思います。個別株と言っても、今では100株からではなく1株からでも始められるようになってきていてハードルは低くなりつつありますが。。それでも毎月淡々と積み立てていく投資信託とは異なり個別株投資というのは全部自分の判断で自分の手によって行うものとなり、メンタル面での感じ方が大きく異なるのかなと思います。

かねかね
かねかね

ちなみにですが私かねかねは、個別株を始めたのが2018年冬ごろから。個別株投資歴は6年目に突入しました。

今回はそんな、個人投資家になったことのある人にしかわからない”心境”というものを実体験も踏まえながら執筆出来たらなと思います。個人投資家になりたての人は、「こんな気持ちになるのかぁ」とか、ベテラン個人投資家の方は「こんな気持ちになっていたのが懐かしいなぁ」なんて思いながら読んでいただけたら幸いです。

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個人投資家が体験する心境の変化

それでは、個人投資家になった方が体験するであろう心境について書いていきます。※あくまでも個人的主観に基づいた意見なのをご了承ください。

初心者段階:一喜一憂がすごい

まず個別株投資を始めた際に最初に感じるのが、とにかく一喜一憂がすごいということです。

ポジションを持つとその株のことが毎日、いや1時間に1回レベルで気になります。そして毎日の値動きにも非常に敏感で、上がっているときはとにかくルンルン、下がっているときは絶望します。

保有している銘柄に関するニュースだったり、Twitterの情報を自ら取りに行くようになり、それ自体は情報感度も上がっていい事なのですが、とにかく株株株と頭の中がなりがちです。

その日の保有株が自分の日給よりも値上がりしたケース

かねかね
かねかね

うひゃー、今日も日給よりも値上がりしてるぅ!サイコー!もうこれがずっと続くだろうし働かなくて良くね?(アタマお花畑)

その日の保有株が自分の日給よりも値下がりしたケース↓

かねかね
かねかね

まじか、今日だけで働いた分よりマイナスだ。。これなら株なんてやらなきゃよかった。いや、これを取り返すためにもっと値動きの激しい銘柄に手を出しちゃおうかな。(キケン)

私の頭の中もはじめの頃はこんな感じで毎日が目まぐるしい感じでした。。

どうせ売るまでは確定ではない、いわゆる「絵に描いた餅」ですが、それに一喜一憂してしまうのが初心者あるあるだと思います。以上が、初心者段階に陥る心境、一喜一憂がすごいでした。

かねかね
かねかね

もう日々の値動きでメンタルが右往左往。ドキドキハラハラだったなぁ。(リスク許容度を守ろう)

初心者段階:「みんな絶対投資やった方がいいよ」が口癖になる

続いての心境は、「みんな絶対投資やった方がいいよ」が口癖になる、です。これを読んでいるあなた、もしくはその周りに「個別株は儲かるからやった方がいいよ!やらない人はバカだよ!」的なニュアンスのことを言っている人はいないでしょうか。

個別株投資を始めて、大半の人は勝つことがなかなか難しいですが、長期保有で始めた方は時間が経つにつれ徐々に利益が出てきたりして「個別株サイコー」となってきたりしています。

そんな状況の中で、他人に対して「なんで個別株やらないんだろう、もったいない」「みんなやればいいのに」と安直に思ってしまうのが初心者段階の心境です。

ある程度投資をやっていて、損も得も知っている人は、人さまに容易く投資を勧めたりしません。投資にはリスクがつきもの。そこを自分自身でしっかり理解したうえで「リターンを取りに行きたいんだ」という固い意志があって初めて個別株はやっていいものだと思っています。

以上が、初心者段階が陥る心境の二つ目、「みんな絶対投資やった方がいい」が口癖になるでした。

かねかね
かねかね

始めたての頃は、「やってない人もったいないなー、とりあえずやればいいのに」って安直に思ってました。。

中級者段階:そこまで一喜一憂しない

続いては、中級者段階でそこまで一喜一憂しないです。

中級者になると、日々の値動きでそこまで一喜一憂はしません。

私自身も今となっては大きく値段が動いた日でも「おお上がってるなぁ」「おお下がってるなぁ」くらいで特に感情が大きく動くことはなくなりました。まだまだ歴は浅いほうですが、証券口座にあるお金に関しては「お金」という認識よりも「数字」という認識の方が近くなってきたからこそ、日々の値動きに心が動かされなくなってきたのかなと思っています。

以上が、中級者段階のそこまで一喜一憂しないでした。

かねかね
かねかね

今では、月給レベルで動いても何とも感じない(何とも感じない嘘だけど)

中級者段階:人にそこまで個別株を勧めない

続いては、人にそこまで個別株を勧めないです。先ほどの初心者段階の方の「みんな絶対投資やった方がいい」が口癖になるでも触れましたが、ある程度自分で個別株投資をやっていると、リスクについても学んでくるので、容易く人に勧めることはしなくなってきます。

投資に興味があると言っている人がいたとしたら、そんな人に勧めるのはリスクとリターンのバランスがいいとされていて様々な方がおすすめしている全世界株式やS&P500の投資信託をお勧めすると思います。(結局これが一番無難でパフォーマンスが期待できる)

自分が痛い思いをある程度しているからこそ簡単におすすめできるものでもないのが個別株。個人的には、個別株投資をやるのに向いている人というのは、企業のことに興味があったり、個別株の銘柄に関心があったりとかなり少数派なのではないかなと思います。

かねかね
かねかね

それでも言いたい。個別株たのしいヨ!

上級者段階:まだ到達していない

書いている私自身がまだ上級者と言えるレベルには到達していないので未知の領域となります。上級者段階にしかわからない感情等がございましたら、ぜひコメント等で教えていただけたらなと思います。

かねかね
かねかね

先輩方ご教授ください!

まとめ

今回は、個別株投資家が体験する心境の変化というテーマで記事を書いてきました。最後までお読みいただきありがとうございました。

最近はインプットしたものをアウトプットするといった形の記事が多くなっていた中で、今回はほぼオリジナルな記事を久しぶりに書いてみました。あらためて一からすべて自分の言葉で構成も考えてと、記事を書いていくのは大変だなと思いました。それでも今回の記事に関しては、個人的主観ですが、個別株投資をしている方に届いてほしいなという思いで書かせていただきました。

個別株投資をしている方はかなりの少数派、しかも挑戦する人すら少ない中で長年続けて個別株投資をされている方というのは本当に一握りだと思います。そんな投資家の方が感じる心境について書いてみたのですが、共感していただけることはありましたでしょうか?

個人的には、日々の値動きでそこまで一喜一憂しなくなってきたときに「だいぶ個別株投資も慣れてきたな」と感じました。いまだに保有株が値下がりして嬉しくはないですが、長い目で穏やかに見ていられるようにはなりました。

これからも個人投資家として淡々と続けていけたらなと思います。

個別株に興味がある方、こちらの道へいらっしゃい。

ではまた。

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