【みんな出来ない】損切りの3つの方法

投資・お金

今回の内容は、株式投資における損切りの方法についての記事となっています。

「損切り」

この言葉を聞いていい気持ちがする人はいないでしょう。

大嫌いな言葉。

みんな嫌いなのが損切りです。

損切りというのは、投資家誰もがいちばん話したくないトピック。

一番痛いところです。

今回は、そんな誰もが嫌う損切りの方法を、具体的に投資の注文の方法で紹介していきます。

結論から言うと、損切りの3つの方法はこちらになります。

1つのアイデア(銘柄など)に資産の5%~10%などの上限を設ける

② 逆指値を入れる

③ トレンドをフォローし利益を伸ばす

順番に解説していきます。

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はじめに

開設していく前に前提としてひとつ。

一番大事かつ重要なのは、

「損切りは誰もしたくない、でも投資家たちはみんないつもいつかはする」

ということです。

この現実をまず吸収しましょう。理解しましょう。

この現実を吸収できないと思ったら、投資はできません。

いつかは損が出ます。

もしかしたらそれは大きな損かもしれない。そしていつかは出てしまうものです。

これをまずは吸収しなければなりません。

でもちゃんとルールを作っていけば、すごい大きな損は出ません。

ほとんどの投資家はこのルールを守れないから大損が出ます。

ルールを作って守る。一見簡単そうですがこれがすごく難しいです。

人間の感情、特に「強欲」はものすごく強いです。

恐怖も感情で強いほうですが、強欲のほうがもっと強いです。

自分が天才だと思い込み自信過剰になることで、大きなリスクを取りすぎて大きな損失を出します。

損はいつか出るものだ。

ここを理解して、前もってルールを作りましょう。

1つのアイデア(銘柄など)に資産の5~10%の上限を設ける

損切りの方法1つ目は、1つのアイデアに資産の5~10%の上限を設けるです。

長期投資でも短期投資でも、できればさらに低い数字2~3%だけで投資をするのが望ましいです。

そしてこのパーセンテージはレバレッジも含めた数字で考えます。

そもそも、レバレッジは長期投資では使う必要はありません。

ある程度投資経験がある方が短期投資に限り、全資産の少ない割合の中で使うことは投資の効率を高めることも事実です。

しかし初心者がつかうと、大損の可能性が出ます。

大きなリターンの裏には大きなリスクが必ず存在する。

結果的に逆に不効率なのです。

ひとつひとつの銘柄のパーセンテージの上限を設けることで資産全体のリスクを分散をさせることができます。

これを実行することで破綻することがとても難しくなります。

大損が出るのがとても難しくなるのです。

要は、一つの銘柄で損が出ても、その銘柄が全体に占める割合が小さいので、全体で見れば損失はそこまで大きくならないということです。

以上が1つのアイデア(銘柄など)に資産の5~10%の上限を設けるでした。

逆指値(ストップロス)

損切りの方法2つ目は、逆指値を入れるです。

買いでも売りでも逆指値を入れることができます。

基本的な逆指値の利用方法は、保有する銘柄が相場が思惑と反対に動いた場合に、損失の拡大を防ぐという方法です。

この逆指値の一番のメリットは、前もって損切りをすると決めることができることです。

株を買うときに、一番最初に同じタイミングで逆指値の注文を入れることが重要です。(特に短期投資)

買ったタイミングで行いましょう。

逆指値を入れることで、もう株価を毎日見る必要はありません。

もう自動的に注文が入っている状態で、ここから逆指値を変えてはいけません。

最初の冷静的にポジションに入る前の考えが一番クリーンです。

一番感情が入っていないそのときの逆指値注文をちゃんと維持しておくことが重要です。

「このサポートレベルを下抜けたら、もう私は間違っていると思う。なのですぐ損を切りたい。」これを前もって決めるということ。

これがすごく重要になります。

なぜなら損切りを早くすることができるからです。

損切りを早くすることは、損失額にも直結します。

投資の世界では、何回当たったか、何回勝ってるいるかは関係ありません。

損を早く切って利益を伸ばすことが大事。

例えばこんなケース。

投資家くん
投資家くん

10回投資して7回当たらなかった(3勝7敗)

この人はものすごく下手な投資家なのでしょうか?

この7回当たらなかったという事実、これは損失を毎回早く切っていれば、7回の損がすごく小さなものになります。

反対に3回当たるときは利益をすごく伸ばしているとすると、ポートフォリオ全体ではかなり大きなパフォーマンスを生んでいることになります。

投資において重視すべきは、勝率ではなく損失を小さくし利益を伸ばすということ。

もちろん7回外すよりも多く当たるのは理想です。

しかし、当たるか当たらないかよりもっと重要なのはリスク管理になります。

損をいつ切るのかということです。

繰り返しになりますが、逆指値を買いの注文を入れるときに最初から同時に入れましょう。

私たちは、まだ損も利益もどちらもまだ出ていないとき一番冷静です。

そのときに逆指値を入れる。

最初に同時にやってしまいましょう。

毎日見る必要はありません。自動的にトリガーされます。

1つ目で説明したように、少ないパーセンテージで保有している場合だと、大きな損がでることはありません。

逆指値を前もって入れて、ちゃんとルールを守れば大きな損は出ないはずです。

これをちゃんと実行することが大事です。

1回2回やって3回目はもういいや、となりがちです。

もっと言うと、ほとんどの人はこれをずっとは実行しないはず。

なにかの理由が出てやらなくなるでしょう。

しかし、これをやり続ける規律性が一番大事です。

 規律性に優れ、一番投資と損切りの方法に慣れているはずの日本人。

ただ失敗をすごく恐れる社会の中で生きています。

それが損切りを難しくさせている一つの要因かもしれません。

私たち個人投資家は、損が出たときに投資に向いていないと思いがちですが、投資家たちプロの人たちはいつも損が出ています。

しかしそれを気にせずに損を小さくして、利益を伸ばしているのです。

以上が逆指値を入れるでした。

トレンドをフォローし利益を伸ばす

損切りの方法3つ目は、トレンドをフォローし利益を伸ばすです。

損失と利益は反対の意味ではありますが、これは2つ目の話にもつながっていて要は伸ばせる利益は伸ばしましょうという話です。

移動平均線、RSI、MACD、ボリンジャーバンド、、、これらを使って、いつ売るかを判断します。

なにかが上がっているとき、それが上がるまで下がるまで大体はトレンドがずっと続いています。

なのでなぜその時に、何かを変える必要はありません。

当たっているときは、トレンドが終わるまでずっとポジションを保有しましょう。

それが利益を伸ばす一番簡単な方法になります。

以上トレンドをフォローし利益を伸ばすでした。

<参考動画>

高橋ダン:損切りの方法

最後に

今回は損切りの方法を3つ紹介しました。

最後にもう一度振り返りましょう。

1つのアイデア(銘柄など)に資産の5%~10%などの上限を設ける

② 逆指値を入れる

③ トレンドをフォローし利益を伸ばす

このなかで、私自身が一番刺さったのが2つ目の逆指値を入れるということです。

この話を聞いてからすぐに行動に移しました。

やってみての体感として話すと、メリットとして初めの冷静な状態で損切りラインを決めているので余計な感情を持たなくてよくなります。

自動的に損切りが発動するので、自分でうだうだ悩む必要かなくなります。

損切りを重ねることで「損切り貧乏」という言葉もありますが、損切りができずに含み損をだらだらと大きく重ねるよりも、当初の自分の考えと反したらきっぱりと損を確定させて次に進む。

こちらの方が長期的に見ていいのではと思います。

たいていの人が損切りができず退場していきます。

損切り、ぜひ実行してみましょう。(もちろん利確がしたい。)

あと、逆指値に関してひとつ。

先日注文していたものが、お昼過ぎに指さっていて「あー損切りしたか」と思ってその日の引けでその銘柄を見てみたら、その日の最安値で損切りが発動していて何とも言えない気分になりました。

損切り逆指値がその日の最安値で刺さった話。

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