投票用紙はなぜ鉛筆で書くのでしょうか?
今回はそんな疑問について調べてみました。サクッと読める内容にしていますので、ぜひ最後まで読んでいってみてください。
投票用紙への記入はなぜ鉛筆なのか?
投票用紙への記入はなぜ鉛筆なのでしょうか?
「鉛筆だと消しゴムで消せてしまいそうだし、ボールペンのほうが良いのでは?」そんな意見も最近見かけました。これを見て、私自身もなぜ投票用紙への記入が鉛筆なのかの理由を知らなかったので「確かに」と思ってしまいました。
しかし何にでも理由はあるもの。鉛筆で書いているのにもしっかり理由がありました。
早速ですが結論です。
ボールペンの方がむしろ消せてしまうから。だから鉛筆で書かせているのです。

物事には理由がある。
投票用紙は実は普通の紙ではない
投票用紙は実は普通の紙ではありません。実際に投票を行ったことがあればわかるかと思いますが、確かに投票用紙は少しツルツルとした質感の用紙だと思います。
投票用紙は普通の紙ではなく”ユポ紙”というプラスチック製の紙が使われています。
このユポ紙に水性のボールペンで書くと、インクがにじんで無効票になる恐れがあります。またアルコールをかけることでなんとたった1秒で文字が消せてしまうといいます。
そのような理由があり、公平性を保つために、むしろ消しゴムでないと消せない鉛筆が使われているという訳です。

ボールペンで書いた方がむしろすぐに消えてしまうというのは驚き。
なぜユポ紙を使っているのか?
ではなぜボールペンで書くと簡単に消せてしまう紙”ユポ紙”を使っているのでしょうか?これにももちろん理由があります。
それは、ユポ紙は折りたたんでもすぐに開くという利点があるからです。
大量に投票用紙があるのに迅速に開票結果が出せるのは、ユポ紙を使っているおかげなのです。

確かに投票用紙を折ってもすぐに開く感じがする
おわりに
今回は、投票用紙への記入はなぜ鉛筆で行っているのか?という疑問についてサクッと記事を書いてみました。
物事には何にでも理由があります。しかし理由を知らなければ間違った解釈をしてしまう恐れもあります。
今回のテーマで言うと、「鉛筆で書かせているから後から消しゴムで消しているのではないか?選挙が公正に行われていない!みんなボールペンで書くようにしよう!」といった間違った情報がSNSで散見されました。そしてその返信欄には「しっかりボールペンを持参して記入してきました!これで安心です」といったポストも見られました。
知らないというのは間違った解釈を生む。これを目の当たりにした感がありました。
今回の件だけに限りませんが、正しい情報を自分自身で取捨選択し行動に移していきたいなと思いました。
選挙に行く際は鉛筆で、間違えないようにしっかりと書いてきましょう。
他にもちょっとした疑問がちらほらあるのでまた記事にします。
ではまた。
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