人気バンド、back number。
そんな彼らの楽曲を聴いていて、ある日ふと疑問に思いました。
back numberのイメージカラーって何色なんだろう?
back numberの楽曲には、聴いているだけで情景が浮かんでくるものがたくさんあります。
「わたがし」なら夏祭りの淡い水色、「ヒロイン」なら冬の白、「東京の夕焼け」なら少し窮屈そうなオレンジ色。
曲名や歌詞の中に、実際はどのくらい「色」が使われているのでしょうか。
この記事を最初に書いた2023年には、当時確認できた楽曲を対象に調べました。
今回は、そのあとに発表された楽曲も追加し、2026年8月時点でbacknumber公式サイトに掲載されている楽曲を改めて確認しています。
なお、楽曲数はアルバムとの重複などによって変わるため、今回は具体的な総数ではなく、back number公式歌詞検索と公式ディスコグラフィを基準にしました。
- ✓ back numberのイメージカラーは何色なのか
- ✓ メンバーごとのイメージカラー
- ✓ タイトルに色が入っている曲
- ✓ 歌詞に色が登場する曲
- ✓ back numberの歌詞から色を感じる理由
結論|back numberのイメージカラーは「青」だと思う
先に結論を書くと、公式サイトや公式プロフィールを確認した範囲では、backnumberに公式のグループカラーは見つかりませんでした。
ただ、楽曲や清水依与吏さんの発言を踏まえて一色だけ選ぶなら、個人的には「青」が最もしっくりくるかなと思います。
実際に楽曲を調べても、青や水色が登場する曲が多くありました。
- 風の強い日
- one room
- 青い春
- わたがし
- fish
- 黄色
- ベルベットの詩
さらに、2025年にはタイトルに「ブルー」を含む「ブルーアンバー」も発表されています。
清水依与吏さんは過去のインタビューで、青には無垢で瑞々しい印象だけでなく、寂しさや切なさも含まれていると話していました。
白では汚れの無い印象が強すぎるため、back numberの主人公には青がちょうどよいという趣旨の説明もされていました。
これを読んでみて、「たしかにback numberのイメージは青なのかもしれないな」と思いました。
back numberの歌詞に登場する主人公は、きれいで真っすぐなだけではありません。
好きなのに言えなかったり、終わった恋を引きずったり、格好悪い自分に傷ついていたりします。
そんな瑞々しさと切なさを一緒に表せる色が、back numberにとっての「青」なのではと思います。
back numberのメンバーに公式カラーはある?
back numberのメンバーにも、アイドルグループのような公式メンバーカラーは存在するのか調べてみましたが、確認できませんでした。
ただし、過去にメンバー自身がイメージカラーについて話している映像がありました。
その中では、次の色が挙げられていました。
- 清水依与吏さん:紺
- 小島和也さん:黒
- 栗原寿さん:こげ茶
さらに、過去に出場したミュージックステーションでは、back numberの3人をまとめて「アースカラー」と表現されたことも話しています。
参考:back numberのイメージカラーについて話す映像
紺、黒、こげ茶。どれも渋くて確かにback numberらしいなと思いました。
メンバー自身の見た目はアースカラー、楽曲の世界観は青。
アースカラーというのも個人的には面白くて、納得感があるなと思います。発光色のような派手さはなく、自然になじんだ色合いがback numberの3人にはぴったりな気がします。
個人的には、清水依与吏さんは深緑、小島和也さんは濃い茶色、栗原寿さんは紺なイメージです(あくまでも主観ですが)。
タイトルに色が入っているback numberの曲

ここからは、back numberの楽曲でタイトルに色が入っている曲を見ていきます。
明確に色が入っていると判断できるのは、次の5曲でした。
- 青い春
- 黄色
- エメラルド
- 赤い花火
- ブルーアンバー
さらに「半透明人間」の”半透明”を色と解釈するのなら、全部で6曲となりますが、今回は明確な色が入っている5曲について簡単に紹介します。
青い春
この曲はタイトルにも歌詞にも「青」が入っています。
ドラマの主題歌『高校入試』(2012年放送)にもなった、ライブでは非常に盛り上がる定番曲です。
踊りなーがら!!
黄色
曲名に入っているのは「黄色」ですが、歌詞の中には青も登場してきます。
黄色という曲名が何を表しているのか、いろいろと考えたくなる曲でもあります。
エメラルド
エメラルドは宝石の名前ですが、色として考えるならエメラルドグリーンです。
今回は緑系の色としてカウントしました。個人的に、イントロがかかるとテンションの上がる一曲です。
赤い花火
こちらは「赤」がタイトルに入っています。
花火という明るいものに赤を組み合わせていますが、曲の内容は単純に明るいだけではありません。
back numberらしさを感じられる一曲だと思います。
ブルーアンバー
ブルーは青、アンバーは琥珀色のことです。
異なる二つの色を組み合わせたタイトルになっています。
歌詞の中には赤と青も登場し、ミュージックビデオも派手目な色が使われていて、一曲の中で複数の色が強く印象に残る曲だと思います。
タイトルに明確に色が入っている曲は意外にも、5曲でした。これは思っていたよりは少ない結果となりました。
「黄色」「エメラルド」「赤い花火」は、すべてアルバム『ユーモア』に収録されています。
back numberが描く、さまざまな“色”を一枚で楽しめるアルバムです。
歌詞に色が登場する曲は33曲

続いて、曲名ではなく歌詞の中に色が登場する曲も調べてみました。
以前記事を書いた段階では31曲が該当していましたが、その発表された次の3曲にも色を表す曲が出てきました。
- 新しい恋人達に
- 楽園の地図
- ブルーアンバー
そのため、2026年8月時点では、歌詞に色が登場する曲は全部で34曲となりました。
今回は読みやすくするため、一曲ずつ長い歌詞を引用するのではなく、登場する色ごとに曲をまとめました。※同じ曲に複数の色が使われている場合は、複数の項目に掲載しています。
青・水色が登場する曲
- 風の強い日
- one room
- 青い春
- わたがし
- fish
- ハッピーエンド
- 黄色
- ベルベットの詩
青系の色は、back numberの楽曲で特に印象に残ります。
「わたがし」は初っ端に水色が登場して印象深いですし、同じ青でも「fish」「ハッピーエンド」などは、明るく爽やかな青というより、少しさびしさのある青に感じます。一方で「青い春」は力強さのある曲に登場する青です。
「青い春」と「わたがし」は、どちらもアルバム『blues』に収録されています。
アルバム名まで含めて、back numberの「青」を感じられる一枚です。
「青い春」と「わたがし」は、どちらもアルバム『blues』に収録されています。
アルバム名まで含めて、back numberらしい“青”の世界を楽しめる一枚です。
白が登場する曲
- 西藤公園
- 浮ついた気持ち
- そのドレスちょっと待った
- ヒロイン
- ヒーロースーツ
- 新しい恋人達に
back numberの白は、雪や息、ドレスなど、曲によって使われ方が様々でした。
個人的に印象的なのは、「そのドレスちょっと待った」の”白い服着て鼻の下を伸ばす僕がいたのかもしれないね”と「ヒロイン」の”君の街に白い雪が降ったとき、君は誰に遭いたくなるんだろう”です。
同じ白でも、曲によって違う使われ方をしているのが調べてみてわかりました。
赤・こげ茶が登場する曲
- fallman
- 赤い花火
- ヒーロースーツ
- ブルーアンバー
赤は、信号やヒーローといった分かりやすいものにも使われていたり、感情や体の内側にあるものを想像させる色としても使われたりしていました。
「ヒーロースーツ」に唯一、こげ茶が登場していました。
青が寂しさや切なさなら、赤は抑えきれない感情に近いのかもしれません。
緑が登場する曲
- はなびら
- あかるいよる
- エメラルド
「はなびら」では、何気ない町の風景の中に緑が登場します。
特別な場所ではなく、普段見ているものに失恋の記憶が残っている。
こういう日常の切り取り方が、back numberは上手だなと改めて感じました。
黒が登場する曲
- 高嶺の花子さん
- 世田谷ラブストーリー
「高嶺の花子さん」では黒魔術、「世田谷ラブストーリー」では髪の色として登場します。
同じ黒でも、一方は妄想として、一方は思い出として。
「世田谷ラブストーリー」の”もぉ終電に間に合うように”の所が個人的に好きな部分です。
銀が登場する曲
- 電車の窓から
- ゴールデンアワー
「電車の窓から」では、地元を離れる主人公の風景の中に銀色の電車が登場します。
色そのものが特別でなくても、見慣れたものの色を歌詞に入れることによって、情景が思い浮かべやすくなるのかなと思いました。
オレンジが登場する曲
- 東京の夕焼け
上京した人にとっても刺さる曲「東京の夕焼け」。私も上京したての時によく聞いていました。
東京の少し窮屈そうな空と、思っていたよりもきれいな夕焼け。この対比がグッときます。
確かに東京でも夕焼けはきれいなオレンジ色をしていることはしているし、窮屈そうという表現が的確で、本当に情景描写がこれまた上手だと思います。
虹・虹色が登場する曲
- Life
- 怪盗
- ベルベットの詩
- 新しい恋人達に
- 楽園の地図
虹は、希望や未来を表す場面で使われることが多い印象です。
昔のback numberは、届かない相手を見つめる主人公が多かったように思います。一方で最近の曲では、自分以外の誰かの未来を願う場面も増えてきたなと感じます。
こうして色だけで追っていくと、楽曲の変化まで見えてくるのだなと感じて面白いです。
「色」という言葉やその他の表現が登場する曲
- then
- 半透明人間
- チェックのワンピース
- fish
- 003
- Liar
- あかるいよるに
- ARTIST
- ゴールデンアワー
赤や青などの具体的な色ではなく、「色」という言葉そのものや、色づく様子などが使われている曲もありました。
具体的な色を決めずに、聴き手に想像させる表現もback numberらしいと言えるかもしれません。
気になった曲を聴き直したい人へ
ここまで曲名を見て、久しぶりに聴きたくなった曲があった人もいるかもしれません。
CDを手元に残したい人は、記事内で紹介した『ユーモア』や『blues』がおすすめです。
そして、気になった曲をすぐに聴きたい場合は、音楽配信サービスを利用するのも便利です。
ここまで曲名を見て、久しぶりに聴きたくなった曲があった人もいるかもしれません。
楽天ミュージックでは、「青い春」「わたがし」「ヒロイン」「ブルーアンバー」など、back numberの楽曲を探して楽しめます。
※配信作品やキャンペーン内容は変更される場合があります。最新情報は楽天ミュージック内でご確認ください。
色の曲は多くないのに、なぜ色のイメージが強いのか
今回調べた中で、歌詞に色が登場したのは34曲でした。
決して少なくはありませんが、色を表す言葉が極端に多いという結果でもありません。
それでもback numberの楽曲に色の印象を持つ理由には、色の使用回数ではなく、情景描写のうまさにあると思います。
back numberの歌詞には、浴衣、カーテン、電車、信号、雪、夕焼けなど、普段の生活で見かけるものがたくさん登場します。色が書かれていない場面でも、時間、季節、天気、服装などから、聴く人が自分で色を想像できます。
なので実際に「赤」や「青」と書かれていなくても、その曲の風景が頭の中に映し出されるのです。
青や白が多いからback numberらしいというのではなく、聴いた人の中にそれぞれの色を作ることができるのが、back numberらしいと言えるのかもしれません。
まとめ|back numberは青くて、色を想像させるバンド

今回は、back numberのイメージカラーと、楽曲に登場する色について調べました。最後までお読みいただきありがとうございます。
調査結果をまとめると、以下の通りです。
- 公式サイトではグループカラーを確認できなかった
- 一色を選ぶなら「青」がしっくりくる
- メンバーのイメージは紺・黒・こげ茶
- タイトルに明確な色が入っている曲は5曲
- 歌詞に色が登場する曲は34曲
結論として、back numberが色という言葉自体を特別多く使っているわけではありませんでした。
ただ、今回改めて曲を見ていく中で、「この曲にこんな色が使われていたのか」という発見がありました。
そして、back numberに色のイメージがあるのは、彼らが情景描写を映し出す天才だからなのだと思いました。
その背景や風景に合った色を、聴いている人がそれぞれ思い浮かべられる。
ダサいからこそ刺さる何かがある。
カッコ悪いけど、カッコいいバンドマン。
これからも、そんな彼らを応援していきたいと思います。
先日のスタジアムツアーもとってもよかったなぁ。
スーパースターに一緒になりまっす。
ではまた。



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