デイトレードに興味はある。けれど会社員だと相場に張り付くのは現実的ではない、もしくはトイレトレーダーになってしまう(やめましょう)
もちろん仕事中にチャートを見ることはご法度だし、含み損を抱えたままソワソワした状態で仕事をするのは精神衛生上よろしくない。
けどその中でもデイトレをやってみたい。何もやらないのは機会損失だ。そう思った私はなんとかサラリーマンでもデイトレをやるすべはないのかと模索しています。
そんな今現在私は、出社前の30分だけと決めてスマホでデイトレードを行っています。
時間も、銘柄も、回数も極限まで絞り、ルール化を行うことを徹底することでデイトレを続けています。
※この記事はあくまでも私が独自で試行錯誤したどり着いた方法・考え方です。投資は自己責任・自己判断でお願いします。
なぜ「出社前30分のスマホデイトレ」なのか

なぜ「出社前30分のスマホデイトレ」なのか。理由はシンプルです。
- 出社前ですでに外なので物理的にスマホでしかできない
- 仕事が始まってしまったら相場は見られない
原則デイトレなんかやるな、そんな意見が多いかもしれませんが、そんな中でもやりたいという欲をどうにか昇華しようとたどり着いた結論が「朝の限られた時間だけ行う」です。
出社前なら、時間が来たら物理的に強制終了になります。ポジションを持ち続ける言い訳もできません。
前日の夜にやること(スクリーニング)
トレードは朝の30分に行いますが、私の場合は銘柄選定は前日の夜に行います。
銘柄選定といっても、トレーディングビューでスクリーニングをかけて証券会社のウォッチリストに登録しておくだけです。私の場合はスマホのSBI証券アプリで登録していますがここはどの証券会社でもよいでしょう。本当はもっとその銘柄を分析したりより精度を上げたほうがいいのかもしれませんが、ルール化を重視して毎日淡々とできることから始めています。
- 前日比値上がり率・値下がり率:±3%
- 前日比出来高上昇率:50%以上
- 価格帯:1,000円~4,000円
私なりに考えたルールですが、理由としては、朝にある程度の値動きが期待出来て板が極端に薄くない銘柄に絞りたいからです。

このような感じで条件に合った銘柄が抽出されます。
そしてこのスクリーニングに引っかかった銘柄だけを翌朝のウォッチリストに入れます。

ここで一つ注意点、朝に触っていいのはこのリストの銘柄だけです。
私の場合、このルールを破ったことがありその結果一瞬でマイナス7,000円の損失を出しました。
その日、上記スクリーニングに引っかかった銘柄が上がりそうな感じがなくノートレードとなりそうだった中で、「ほかに何かいい銘柄ないかな」と売買代金上位の銘柄を見に行ってしまいました。
そしてそこで目に入った銘柄に触れエントリー、そしてその後下落、一瞬でマイナス。
触らなければよかった、、と後悔しました。
「なんとなく強そう」「今日これ動いているな」そんな思い付きで行うトレードでは、たまたまうまくいくことはあっても長期的に見れば痛い目を見るのだなと身をもって学びました。
それ以降私は出社前デイトレの際には、ウォッチリストに入っている銘柄以外は触らないと誓いました。
寄り付き後からの流れ(ここが本番)

ここからは実際の朝の流れを紹介します。
寄り付き前の動き
寄り付き前、出社前にスマホに登録しておいたウォッチリストを開き、
- 寄り前気配
- 想定される寄り値
を確認します。
ここで見るポイントは一つ。
前日終値を超えて寄りそうかどうか。です。
この時点で微妙なら、その日は何もしないという選択も全然あります。
寄り後すぐは触らない
9時に市場が開き、実際に寄り付いてもここでは触りません。
9:00~9:05までは一切エントリーをしません。もちろん成買もしません。
最初の5分はとにかく値動きが荒いです。始まったばかりでは方向感も読みづらく、ここで焦って入っても運要素がかなり高いトレードになってしまいます。
「もう置いていかれるかも」そんな気持ちをぐっとこらえて、最初の5分はウォッチリスト銘柄たちの動きを監視します。
勝負は9:05~9:15。それも1回だけ
最初の5分足が確定した後の9:05~9:15が会社員出社前スマホデイトレでは唯一の勝負所になります。
ここで確認するポイントは3つ。
- 前日終値を上回った状態で寄っている
- 最初の5分足が陽線
- VWAPを上回って強い動きを見せている
この3つのポイントすべてに当てはまったときだけ、一発勝負でエントリーをします。
そして朝のトレードは原則1回だけです。そこに集中力を集め一気に勝負を決めましょう。
ここで読みが外れ損切となってしまっても「取り返そう」と思ってもう一度入ることはしません。その日は負け、ではなく読みが外れてしまっただけ。そう捉えて明日に備えてそっと画面を閉じましょう。
条件に合わない日はトレードしなくていい

条件に合わない日はトレードしなくていい。これはとても大事なポイントです。
- 寄り後の動きが微妙
- VWAPを行ったり来たり
- 完全に条件に合う銘柄がない
こういう日は、何もせずにアプリを閉じます。
常にポジションを持っていたいポジポジ病の方(私含む)には苦しいことかもしれません。しかしトレードをやっている根本的な理由は、「お金を増やしたい」のはずです。減る可能性が高い条件に当てはまっていない根拠のないトレードをやるよりは、やらないでその日を0で終えたほうがお金は減りません。
そしてその日の収支が0円だっとしても、「条件に合わない日はトレードをしない」というルールを守ったという観点から「大勝」であると言えます。
- 無理に入って負ける可能性をゼロにできた
- ルールを守ることができた
- 冷静な判断ができた
これができた日は、トレーダーとして一歩前進した日と言えるでしょう。
利確と損切は欲張らない

続いては利確と損切についてです。これも結構悩むポイント。
利確は小刻みに
トレードの世界ではよく「損小利大」(損は小さく利益は大きく伸ばす)ということが言われると思います。私もその意識をもって投資をしていますが、出社前デイトレに限っては「損小利小」で行くほうが再現性が高いです。
最初のころに設定する利益は大きいものではありません。
私の場合は1,000円~3,000円程度です。1カ月でならすと2万円~3万円くらい。
「少ないな」そう思った人もいるでしょう。利確を伸ばしたいという気持ちももちろんあります。しかし出社前デイトレで一番怖いのはその欲を出して結果下落して損切という展開です。
小刻みでもルールを守ることで利益を積み重ねる、これが出社前デイトレでは大切になります。
損切は機械的に
損切は明確に、機械的に行いましょう。苦しいけどこれは大事、スマホでやるからこそ損切が遅れないようにあらかじめルールを決めておき即損切を実行しましょう。
- VWAPを下回ったら
- 前日終値を割ったら
その銘柄ごとにエントリーするタイミングで損切の位置も決めておきましょう。そしてその位置で逆指値を入れておくと安心です。
迷っている時間にも株価は動きます。特に朝の寄り後は動きが激しいです。少しの迷いでその日のトレードは台無しになります。
やらないと決めている3つのこと

続いては、私がやらないと決めている3つのことについてです。
①取り返そうとしてももう一度入らない
その日エントリした銘柄が予想と外れ損切となってしまったとき、その損を取り返そうとしてもう一度エントリーをすることはやめましょう。
そもそも最初に行ったエントリーは自分で決めた条件にすべて当てはまっていたからエントリーしたはずです。けれどその日はその思惑通りにはいかずに損切となってしまった、これが事実です。
その後に取り返そうとして再エントリーするのは、自分で決めたルールとは全くの別物です。明らかに感情でのエントリーになります。
感情で行ったトレードは例外なく負けます。
②ウォッチリスト以外の銘柄を触らない
ウォッチリスト以外の銘柄は触らない、これも肝に銘じています。
私の場合、過去に何となくで触った結果、一瞬でマイナス7,000円の損失をこうむりました。
この経験以来、事前に決めていない銘柄は触らないようにしています。そもそもこの朝の時間帯にはウォッチリスト以外の銘柄は目に入らないようにしています。仕組化することで防げるのであれば積極的に仕組化をしていきましょう。
③お昼休みにトレードしない
なんとなくでお昼休みにトレードをすることもやめましょう。
私はこれで痛い目にあいました。その日の朝、ある銘柄が条件に合致しエントリー。結果としてはそこまで強い動きはせず+650円という微益でした。
そのお昼休み、「朝も少しプラスだったし、もう少し狙ってみるか」とその銘柄が今度は下落していたので空売りでエントリーしてしまったのです。
しかし空売り後その銘柄はグングンと上昇。「いやおかしい、もっと下がるはずだ」と感情的になってしまい、気づいたころにはマイナス5,000円になってしまったのでした。
板も薄く、集中力もない状態で勝てるわけがありませんでした。
この時の私には「お昼休みには絶対にトレードしない」というルール作りがありませんでした。なので暇を持て余したときについついエントリーしてしまいました。
この日以降「お昼休み日はトレードしない」というルールを作り、守るようにしています。
おわりに

最後までお読みいただきありがとうございました。今回は会社員が出社前にスマホで行うデイトレードについて紹介してみました。
出社前30分のデイトレは一攫千金を狙うものではありません。
- 条件がそろわなければその日はやらない
- 1日原則1トレード
- 利確は小刻みに損切は機械的に
これらのルールを守れた日は、プラスでもマイナスでも勝ちです。ルールを守れたかどうかが勝ち負けの判断になります。何もしなかった日は収支0ではありますが、何もしないという判断をできたという観点で、実は一番うまくいった日という捉え方もあります。
会社員でも、ルールを守ることで無理なく続けることができれば、少しずつ増やせるに違いありません。私は自分を信じこれからもルールを守ること厳守で取り組んでいきたいと思います。
今も尚、失敗してしまったなと思うことはありますが、それもまた勉強。また大きな一歩を進めたと思い、前進していきます。
デイトレで勝ちたいのならまずは長く生き残れ。
ではまた。


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