「運」について考える|運転者【小説紹介】

本の紹介

今回は、「運転者」という小説をもとに「運」についてフォーカスした記事です。

  • あなたは「運」という言葉をどのように解釈していますか?
  • 「運」は存在すると思いますか?
  • あなたは「運」がいいですか?

「運転者」という小説を読んだ際に「運」について非常に考えさせられたので、まとめていきたいと思います。それではさっそく参りましょう。

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運転者

まずは今回記事を書くにあたった小説「運転者」について簡単に紹介します。

「運転者」から一部抜粋

それでは、「運転者」を読んでみて「運」について深く考えさせられた部分を抜粋して紹介していきます。

運を捕まえるアンテナある

運が劇的に変わる時、そんな場、というのが人生にはあるんですよ。それを捕まえられるアンテナが全ての人にあると思ってください。そのアンテナの感度は、上機嫌の時に最大になるんです。逆に機嫌が悪いと、アンテナは働かない。

※本書より引用

運が劇的に変わる時、場というのが人生にはある。

そして、それを捕まえられるアンテナが全ての人には付いているというのです。さらにそのアンテナの感度は機嫌によって違ってきます。

かねかね
かねかね

あなたの人生にそんな”場”はありましたか?

機嫌が悪いとアンテナが働かない

最高の運気がやってきているのに、機嫌が悪いだけでアンテナが全く働かないから、すべての運が逃げていっちゃうんです。

※本書より引用

運気がやってきていても、機嫌が悪いとアンテナが全く働きません。結果としてすべての運が逃げていってしまいます。

機嫌が悪い人は、最高の運気がやってきている場にいても、それに気づかないでイライラして、早くその場を立ち去りたいということばかり考える。

上機嫌でいないと、運の転機を感じることはできません。機嫌が悪い人は、人生を大きく変える大逆転のチャンスですら、いらいらしたまま、「さっさと終わればいいのに」と思ってしまうんです。

※本書より引用

上機嫌でいないと、運の転機を感じることはできないのです。

かねかね
かねかね

まずは上機嫌でいることが大前提!

運は「使う」「貯める」もの

多くの人は「運がいい」というとき、その前のことを全く無視して、突然いいことが起こることのように期待してるでしょ。

運は<いい>か<悪い>で表現するものじゃないんですよ。<使う><貯める>で表現するものなんです。だから先に<貯める>があって、ある程度貯まったら<使う>ができる。

※本書より引用

運は「いい」「悪い」ではなく、「使う」「貯める」で表現する。

先に「貯める」があって、そのあとに「使う」ことができると言います。

少し貯めてはすぐ使う人もいれば、大きく貯めてから大きく使う人もいる、そのあたりは人によって違いますけどね。どちらにしても周囲から<運がいい>と思われている人は、貯まったから使っただけです。

※本書より引用

周囲から「運がいい」と思われている人は、貯まったから使っただけ。

かねかね
かねかね

「運がいい」と思う人は、貯まっていた分を使っていただけ。この考えには目からウロコだった!

頑張っても報われないときの考え方

とにかく頑張っても報われないときは運がたまっているんですよ。努力してすぐ結果が出たり、何かいいことが起こったりする人は、貯めた運を小出しに使っているだけで、他の人より取り立てて運がいいわけではないですよ。

同じだけ努力したのに結果が出なかった人は、その分、運をためたんです。あとでもっといいことが起こります。

※本書より引用

今、頑張っていてそれでも報われないときの考え方。努力したのに結果が出なかった人は、その分、運をためたと考える。そしてあとでもっといいことが起こるのです。

かねかね
かねかね

思うように結果が出ないとき、この言葉に救われるかもしれない。。

運が好転するってどういうことだろう

いいですか。運が好転するということは、別の言い方をすると、人生のターニングポイントということです。つまり、そこを起点として人生がどんどん良くなっていくのであって、そこで何かすごいことが起きる訳ではないんですよ。

後から考えれば「あそこが始まりだったな」と気づくだけです。だからもちろん何も起こらないわけではないのですが、何か特別なことが起こったようには感じられないのです。

※本書より引用

運が好転する=人生のターニングポイント

つまり、そこを起点として人生がどんどん良くなっていくのです。

かねかね
かねかね

その瞬間に何か特別なことが起きるという訳ではないということ

起こることを楽しむと決める

何が起こるかわからないが、起こることを楽しんでみよう。そう腹を決めてみると、自然と上機嫌になれた。「なるほど、上機嫌でいるというのは、楽しいことを期待するのではなく、起こることを楽しむと決めるということなのかもな」

※本書より引用

上機嫌でいるということは、楽しいことを期待するのではなく、起こることを楽しむと決めるということ。

かねかね
かねかね

何が起こるかわからない中で起きることを楽しんでみる。これが上機嫌になるコツ!

上機嫌で毎日生きている人と、不機嫌に生きている人では一年間に貯まる運の量には、どうあがいてもひっくりかえせないほどの開きがありますからね。

※本書より引用

上機嫌で居ればどんどん運が貯まっていく。

起こった直後は「最悪」と思っても、時間がたって考えてみると「むしろ良かったんじゃないか」って思えることばかりですからね、人生なんて。だから、最初から「むしろ良かったんじゃないか」と思うと、けっこういろんなことが楽しめるもんですよ。

※本書より引用

時間がたてば、「よかった」と思えることが大半。だから最初から「むしろ良かったんじゃないか」と思うと、結構楽しめる。

かねかね
かねかね

”むしろ”ってとこがポイント。プラス思考で生きていきたいな。

以上で、本の引用はおしまいとなります。

他にも、考えさせられる内容が盛りだくさんで、小説としてもとても読みごたえがあっておすすめの一冊です。

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まとめ

今回は「運」について考えていく記事を書きました。最後までご覧いただきありがとうございました。

運は「いい」「悪い」ではなく、「使う」「貯める」もの。

この考え方が、とてもしっくりきてぜひ紹介したいと思わせてくれました。

何事も自分自身の考え方や捉え方で大きく変わって来るもの。いつでも上機嫌でいることで運をたっぷりと貯めて上機嫌がさらに上機嫌になるような日常を送りたいなと思いました。

今回参考にさせていただいた小説「運転者」。物語を読んでいくと分かりますが、この小説に出てくる「運転者」はただの運転者ではありません。小説自体もとても面白かったです。良かったらぜひ読んでみてください。

う、うん。

ではまた。

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