日経平均株価がバブル時の最高値を更新し、4万円台の高値を付けてきている日本市場。米国株が最高値を更新していて、株式市場が賑わっていますが、今後の動きが気になるところです。
今回は、今後の日経平均株価の推測記事を書いていきます。
結論、日経平均株価は爆上げを続けます。以下で説明する条件がそろえば。
ぜひ最後まで見ていって下さい。※あくまでも一意見ということをご承知なく
直近の日経平均株価を見てみるのと結論
直近、日経平均株価は上昇を続け、ついには節目の4万円台を突破しました。その後もすさまじい上昇とまではいっていませんが、4万円を軸に動いています。
投資をやっている人にとっては、ウハウハな状況が続いているのではないでしょうか。
一方で、これだけ高値更新が続いているとこんな声も聞こえてきそうです。
こんだけ株価が上がったらそろそろ下がってもおかしくないんじゃない?
しかし、この心配は無用かもしれません。
投資の格言に、”新値にはだまってつけ”という言葉があります。
相場の歴史の中で語られてきた教訓や戒めとなる言葉を、簡潔にあらわしたものを相場格言といい、この言葉も相場格言の一つです。
低迷を続けていた株は、上値に買いのシコリがなく、いったん上がり始めると上昇スピードが速い。上放れるにはそれなりの理由があるので素直に買ってみてはどうかという格言です。
引用:auカブコム証券
最高値を超えると、抵抗線がないため株価はどんどん上がっていきます。最高値を超えていないところで買うよりも、最高値を超えてから買ったほうが上昇しやすく、結果的にリターンも得やすい傾向があります。
最高値を超えていない所の高値で買うとそこから下がる可能性はありますが、最高値を超えてから買えば過去の最高値がサポートにもなるので安心ができます。
そこらへんを過去のチャートを見ながら説明していきます。
過去のチャートから推測すると今後の株価は上昇していく
過去のチャートから推測してみると、今後の日経平均株価は上昇していくことが見込まれます。
こちらは1995年から2020年までのS&P500のチャートです。
例えば、2007年は2000年の株価とほぼ同じです。(緑色で囲っている部分)
仮に最高値を抜けずに手前で買ってしまうと、前回の高値が抵抗線となり下落することもあります。
一方、2013年の過去の最高値を更新した場面では、その後大きく上昇していることが分かります。
このパターンでも下落してしまう可能性はありますし、最高値を更新すれば必ず上昇していくというとは限りませんが、最高値手前で買ってしまうと抵抗線で跳ね返されてしまう可能性が高く大きく下落する場合もあります。
そうなると、上図のように緑の部分のどちらかで買ったほうがいいということになります。
安く買えればその後大きく利益が取れますし、最高値を超えてから買えばその下にサポートラインがあるので下落の心配が少なく高確率で上昇分が取れるのです。
なぜこのような値動きになるのでしょうか?その点を説明します。
最高値手前の投資家の心境
まずは最高値手前の時の投資家の心理状態を解説します。
一つ目は、最高値付近だと「またその最高値を起点に下がるのではないか」という心理が働き新規での買い控えが起こります。これは買い圧力の低下となります。
二つ目は、最高値付近になったため「保有している株の一部を少し売却しておこう」という売り圧力の増加があります。
そして三つ目は、最高値を背に空売りをしてくる投資家もいます。これは売り圧力の増加となります。
つまり最高値の手前は買い圧力よりも売り圧力の方が大きいということになります。
売り圧力 > 買い圧力
しかし最高値を超えてしまえば勢いよく株価は上昇していきます。続いてはその点を解説します。
最高値を超えてから上昇していく理由
最高値を超えてさえしまえば株価は勢いよく上昇していきます。その理由を説明します。
一つ目は、最高値手前で株を手放してしまった人がポジションが軽くなっているために勢いよく上がっている株価に乗っかるために再度買い注文を入れてきます。これは買い圧力の増加です。
二つ目は、最高値を超えたことにより話題となり新規での買いが多くなります。これは買い圧力の増加です。
三つ目は、すでに株を保有している人たちは勢いよく上昇していく資産増加を見てまだ保有したいという気持ちになり株を売らなくなります。これは売り圧力の低下につながります。
四つ目は、最高値手前で空売りをしていた投資家たちは最高値を超えたことによりどんどん損失が膨らむためこのタイミングで損切の買いを入れなくてはならなくなります。これは買い圧力の増加です。
五つ目は、四つ目で損切をした投資家たちが今度の戦略は売りから買いに転換します。つまり損切で買いを入れた後にさらに新規での買いのポジションをとります。これは買い圧力の増加です。
そうすると売る人が少なくなるので、買いが殺到してその後勢いよく上昇するのです。
買い圧力 > 売り圧力
以上が最高値を超えると勢いよく上昇していく理由でした。
※この話はあくまでもトレード的な話でこうなるとこうなりやすいというテクニカル分析の話です。必ず上がると言っているわけではないのでご了承ください。
ここまでこのような話をしてきてなんですが、前提として株価は長期的には上昇していきます。(過去の歴史から見ると)
なのでどのタイミングで株を買おうが、長期的に淡々と続けていけば利益は出てくるはずなのです。
積み立て投資で勝つ秘訣は「やめないこと」です。
最後に長期投資で見たときに過去の株価はどのように上昇してきたのかを軽く見てきます。
最高値を超えたらどのくらい上昇するのか
ここからは、過去のチャートから最高値を超えたらどのくらい上昇するのかを見ていきます。
まずは1910年代ですが、4回ほど最高値を抵抗線にはじかれ抑えられています。しかしその最高値を超えてからは株価は3倍になりました。
次は1929年の高値を超えると、株価は3.3倍になりました。
次は1970年代の3回の高値を超えれば株価は15倍になりました。
次は2007年の高値ですが、2000年と2007年の高値を超えれば株価は3倍になりました。
そして今回も前回の高値を超えてきたので、大きな上昇が見込めるということになります。
日経平均株価もついに高値を超えてきた
最後に日経平均株価40年間のチャートを見てみましょう。
日経平均株価は1990年頃を境に長い停滞期を続けてきました。そしてついにその長い停滞期を抜け出すことができました。
先ほど解説したようにテクニカル的には今後さらなる上昇が見込めそうということになります。
日本株もやっと明るい未来になりそうか。今後の行方が楽しみですね。
おわりに
最後までお読みいただきありがとうございました。今回は日経平均株価はどこまで上昇するのかをテーマに解説してきました。
あくまでも過去のデータからの推測にはなりますが、結構信ぴょう性のある内容なのではと思い紹介させていただきました。
高値を超えた株価は上昇しやすい。これは長い歴史の中で間違いのない事実です。インフレや円安も伴ってさらなる上昇もあるかもしれません。
資産爆増。お花畑になりがちですが淡々とつみたて投資を続けるとともに個別株のいいなと思うものがあれば買っていけたらなと思います。
日経平均10万の未来があるかもよ?
ではまた。
コメント