「たびのホテル」をご存じでしょうか。
名前だけ見ると、可愛らしい観光向けホテルのように思うかもしれませんが、これが結構実用的なホテルでして。駅近、駅ナカ、大浴場、長期滞在向けの設備、観光にも出張にも使いやすい立地にあったりします。
高級ホテルとまではいかなくても「旅先でしっかり休めて、立地も良くて、価格も現実的」そんな”ちょうどいいホテル”という印象を受けました。
旅行は好きだけど、毎回贅沢はできない。
でも、せっかく泊まるなら、ただ寝るだけのホテルでは少し物足りない。
そんな人にとって「たびのホテル」はささる存在かなと思います。
今回は、現在泊まることのできる全国の「たびのホテル」と、これから開業予定のホテルを一覧でまとめていきます。ぜひ参考にご覧ください。
たびのホテルとは?
たびのホテルは、サンフロンティアホテルマネジメントが展開するホテルブランドの一つです。
サンフロンティアホテルマネジメントの公式サイトでは、ホテル全体のテーマとして「心温かい楽しいホテル」を掲げていて、地域の文化や歴史を大切にしたホテルづくりを目指していると紹介されています。
たびのホテル系の施設は、公式サイト上で「地方創生」というカテゴリにまとまっています。単に観光地にホテルを建てるというより、その地域を旅するための拠点になるホテルという位置づけととらえることができそうです。
実際に一覧を見てみると、松本、宮古島、佐渡、飛騨高山、鹿島、倉敷水島、成田、阿蘇熊本空港など、観光だけでなくビジネスや長期滞在にも使いやすそうなエリアが並んでいます。
現在泊まれる全国の「たびのホテル」は12施設
2026年5月時点で、ホテル名に「たびのホテル」と入っていて、泊まれる施設は12施設あります。
一覧を見てみると、観光地ど真ん中のホテルのみならず、地方都市や空港周辺、工業エリアにも展開しているところが面白いなと思いました。
開業予定の「たびのホテル」も5施設あります
ささに、公式サイトでは今後開業予定のホテルも掲載されていました。2026年5月時点では、以下の5施設が開業予定となっています。
現在泊まれる12施設に、開業予定の5施設を合わせると、たびのホテル系は合計17施設ということになります。
もちろん、開業予定は今後変更される可能性もあるので、実際に予約するときは公式サイトや予約サイトで最新情報を確認したほうがよさそうです。
全12施設を簡単に紹介
現在泊まれる「たびのホテル」全12施設を、公式サイトの写真を引用しながら簡単に紹介していきます。
たびのホテルlit松本

たびのホテルlit松本。松本市の中心、松本駅前に位置し、ビジネスでもレジャーでも利便性が高いホテルです。
主要観光地行きのバスターミナルへも徒歩1分と至便で、上高地、乗鞍高原、白馬など、ホテルを拠点として様々な場所へのアクセスが抜群です。

地元信州産の恵みが堪能できる朝食レストランや、人気温泉地「白骨温泉」の成分で作られた乳白色の人工温泉などがお楽しみできます。
公式サイトには、”旅の疲れを癒す為のちょっと嬉しいを積み重ね”と表現されていました。
https://matsumoto.tabino-hotel.jp
たびのホテルlit宮古島

「たびのホテルlit宮古島」は、宮古島市の中心部に位置し、観光・ビジネスなどの様々なニーズにこたえる好アクセスの立地が特徴です。宮古島のメインストリートである西里通りに面し、観光地へのアクセスの良さに加え、ランチからディナーまで宮古島グルメをたっぷりと堪能できる飲食店などをホテルから徒歩で楽しむことができます。

夜には「たびの宮古そば」の提供も無料で行っています。
https://miyakojima.tabino-hotel.jp
たびのホテルVilla宮古島

1日4組限定の1棟貸切Villa「たびのホテルVilla宮古島」。別荘のような優雅な滞在をお約束、長期滞在におすすめのプライベートヴィラとのこと。

各棟に設けられているプライベートテラスにはオーニング付きのジャグジーも完備されています。
広々とした空間で宮古島の日差しやエクササイズ、アクティビティを存分に楽しむことができます。
https://villa-miyakojima.tabino-hotel.jp
たびのホテル佐渡

「たびのホテル佐渡」。アクティブに動く人の旅の拠点となる宿。お客様に気持ちよくくつろいでいただける時間と空間を大切にしているとのこと。

和の伝統を随所に散りばめたモダンな建物は、楽しく快適に過ごせるように1cm単位で緻密に設計されています。島のほぼ中心に位置するロケーションになっていて、旅の計画は自由自在です。
たびのホテル佐渡Annex

2026年4月17日開業された「たびのホテル佐渡Annex」。
佐渡島の豊かな自然と伝統を感じさせるホテル。島のど真ん中の好立地にあり、家族や仲間と過ごす快適な客室、地元食材を使った食事、観光アクセスも良好です。

島ごはん若草。佐渡島・新潟県の恵みをふんだんに取り入れた、地産地消の朝食ビュッフェです。特別なごちそうではなく、佐渡で昔から親しまれてきた身近な味を大切にした朝ごはんとなっています。
https://sado-annex.tabino-hotel.jp
たびのホテル飛騨高山

たびのホテル飛騨高山。日本の伝統が生きる飛騨高山という場所から、白川郷や上高地といった周辺エリアをめぐる拠点として。関東から関西、信州や北陸をつなぐ、長い旅の中継点としてもご利用いただけます。

天然温泉 松之木の湯に浸かり心身ともに旅の疲れを癒し、提携店のご夕食・送迎付きプランでゆっくりとお酒や絶品料理を楽しむこともできます。
https://hida-takayama.tabino-hotel.jp
たびのホテル鹿島

「たびのホテル鹿島」は地方創生型のカジュアルホテル。高速バスアートホテル鹿島セントラル前から徒歩3分、鹿島サッカースタジアムまで車で約25分の場所に位置します。

トゴール薬石を使用した温泉があり、観戦や観光で疲れた体を癒せます。

併設されたレストランでは、朝食に茨城県産の食材を使った和洋食のビュッフェも楽しめます。
https://kashima.tabino-hotel.jp
たびのホテル倉敷水島

たびのホテル倉敷水島。快適に何度訪れても長期滞在でも飽きがこない時間と空間づくりを大切にしているホテル。客室にはキラキラ輝く穏やかな瀬戸内海の「海・山・空」をテーマに内装を施し、未納性を追求した空間づくりとなっています。

大人気の朝食ビュッフェ。岡山県と言えば、桃、マスカットといったフルーツのイメージがありますが、B級グルメもびっくるするほど豊富。そんな岡山ならではのメニューが楽しめると好評です。
https://kurashiki-mizushima.tabino-hotel.jp
たびのホテル加古川別府駅前

たびのホテル加古川別府駅前。2025年9月15日グランドオープン。
駅マエ、街ナカ、サウナに大浴場。阪神電鉄直通・山陽電鉄本線の別府駅の目の前に位置し、周辺には飲食店や商業施設が充実しています。

加古川名物の「かつめし」。加古川のソウルフードとして親しまれるかつめしは、ご飯の上にカツをのせ、特製のデミグラス風ソースをかけた一皿です。朝食ビュッフェで堪能できます。
https://kakogawa.tabino-hotel.jp
たびのホテル石狩

北海道石狩の地にある「たびのホテル石狩」。セカンドホームのような快適さと機能性をお届けしてくれます。愛らしさと親しみのあるデザインで、日常から解放される安良時の時間を提供。

名物の石狩鍋。石狩川で獲れた鮭を味噌で煮込む伝統の味で、海と山の恵みを一度に楽しめます。ほかにもスープカレーなど地元ならではの料理をお楽しみいただけます。
https://ishikari.tabino-hotel.jp
たびのホテルEXpress成田

たびのホテルEXpress成田。自然な木のぬくもりを活かした机やサイドテーブルを設置し、長期滞在に便利な電子レンジ、2ドア冷蔵庫、広いテーブルとソファーを備えたセミダブルルームが大人気です。

千葉の恵みを、ハーフビュッフェで。地元の食材を活かしたこだわりの朝食を楽しめます。メイン料理をトレーに盛り付けた定食スタイルで提供。
https://narita.tabino-hotel.jp
たびのホテル阿蘇熊本空港

たびのホテル阿蘇熊本空港。2026年4月17日に開業。熊本空港から車で約10分。半導体産業が集積し国内外からの来訪者でにぎわう大津町に「たびのホテル」が誕生しました。

熊本名物はもちろん、伝統野菜「ひご野菜」を味わうサラダや、ソウルフードの「ちくわサラダ」など、地域ならではの一品を楽しむことができます。
https://aso-kumamoto.tabino-hotel.jp
たびのホテルの魅力は「ちょうどよさ」
たびのホテルを紹介してきましたが、その中で感じたのはたびのホテルの魅力は「ちょうどよさ」かなというところです。
もちろん、ラグジュアリーホテルのような非日常感を求める旅もあるでしょう。記念日や特別な旅行ならそういったホテルに泊まるのももちろん楽しいです。
しかし毎回それだとお金もかかってしまうし”特別感”も少し下がってしまうかもです。自分たちのように、旅行は楽しみたいけれど、家計や資産形成も大事にしたい。そういう人にとってはホテル選びでもバランスが大事になってきます。
たびのホテルは、
「豪華すぎないけれどちゃんと快適」
「観光にもビジネスにも使いやすい」
「大浴場や長期滞在設備がある施設も多い」
という点で、かなり現実的な選択肢に見えます。
旅行先でホテル代を抑えられれば、その分現地のごはんや観光にお金を回せます。逆に、安さだけを優先して疲れが取れないホテルを選んでしまうと、旅全体の満足度が下がってしまいます。
その間を取れるホテルとして、たびのホテルは結構面白い存在だなと思いました。
お金目線でも見てみると面白いかも
せっかくなので少しお金の話に寄せると、ホテル選びは企業研究にもつながるとも思います。
たびのホテルを展開するサンフロンティアホテルマネジメントは、サンフロンティア不動産グループの会社です。
サンフロンティア不動産は東証プライム上場企業で、証券コードは8934です。

参考までに株探のチャートを貼っておきます。

直近では大きく下落してしまっていますが、長期の目線で見れば右肩上がりのチャートです。利回りも悪くない水準で現在3.42%でした。反発を確認してから買ってみても面白いかもしれません。

株主優待もあり、ホテル優待割引券がもらえます。

100株以上で1,000円割引券が1枚もらえます。

株数が増えれば長期保有の恩恵も大きくなるみたい。優待目的というより成長性を利回りを意識して買いたいかも。
もちろん、この記事は投資推奨のものではありませんが、旅行で使うホテルを調べていると、
「どんな地域にホテルを出しているのか」
「観光客向けなのか、ビジネス需要向けなのか」
「長期滞在に対応しているのか」
「地方都市にどんな人の流れがあるのか」
といったことが少し見えてきます。
例えば、熊本空港周辺や宇都宮といったエリアは、単なる観光だけではなく、ビジネス需要も意識しているのかもしれません。
こういう視点で見ると、ホテル一覧を眺めるだけでも面白くなってきます。
予約するなら比較サイトも見ておきたい
実際に泊まるときは、公式サイトだけではなく、楽天トラベル、じゃらん、Yahoo!トラベルなども比較してみるのがおすすめです。
同じホテルでも、日程やプランによって料金が違うことがあります。
ポイント還元やクーポンを含めると、実質的な負担額が変わることも結構あります。
おわりに
今回は、気になっているホテルブランド「たびのホテル」についてまとめてみました。
2026年5月時点で、現在泊まれるたびのホテルは12施設、さらに開業予定のホテルが5施設あります。
観光地のみならず、地方都市、空港周辺、ビジネス需要のありそうなエリアにも展開しているのが特徴でした。そして「たびのホテル」は、豪華なリゾートホテルという位置づけではなく「旅先で無理なく快適に過ごすための拠点」という印象でした。
旅費は抑えたい
でもホテル時間も楽しみたい
地方旅を気軽に楽しみたい
そんな人にとって、たびのホテルは候補に入れておきたいホテルブランドかもしれません。
実は私、最近「たびのホテル宮古島」に宿泊してきました。まさに今回紹介してきたコンセプトが伝わってくるホテルだなと感じて、旅行先での宿泊先の選択肢に今後も全然ありだなという印象でした。
その時の宮古島旅行の記事も貼っておきますので、気になる方は見て行ってください。
たびのホテル、次はどこに泊まろうか。
ではまた。



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